福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手(42)の「人的補償」騒動が思わぬところに飛び火しているという。
「1月11日の『日刊スポーツ』が、FA(フリーエージェント)で西武からソフトバンクに移籍する山川穂高選手の人的補償として、西武が和田を指名すると報じたことが発端でした」(スポーツライター)
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この報道を見たホークスファンは、「功労者の和田をなぜプロテクトしなかったんだ」と激怒した。
「人的補償の指名を回避できる28人の『プロテクト』のリストは一般公開されないが、『日刊スポーツ』のスクープによって和田がリストに入っていないことが露呈。ファンや球界関係者に衝撃が走ったんです」(同・ライター)
ところが、実際に西武が指名したのは甲斐野央投手(27)だった。
「それまでは和田に同情的な論調が多かったが、これで潮目が変わった。ネット上には『和田を移籍させないように裏取引があったのではないか』との憶測が広がり、14日には『現代ビジネス』も、和田が三笠杉彦GMに引退をチラつかせて指名回避を迫ったかのような記事を配信。和田に対する〝ゴネ得〟バッシングが加速したのです」(同・ライター)
翌15日、和田は一連の騒動について、報道陣の前でこう語った。
「この件には触れたくない思いと、考えたくないというのが自分の思いです」
これが火に油を注ぐ形に。「逃げたな」「自分だけよければいいのか」「甲斐野投手への配慮がない」と、和田はますます叩かれることになった。
小学4年生でデビュー
この騒動に参戦したのが、和田の妻である元グラビアアイドル・仲根かすみの往年のファンたちである。
《ワイの仲根かすみを奪った重罪は忘れない》
《俺たちの仲根かすみを奪ったこの男を許すな》
《仲根かすみの詫びヌードはよ》
現役時代の仲根を取材していた芸能ライターが語る。
「仲根かすみは1992年、小学4年生の時に、アイドルユニットの『ねずみっ子クラブ』のメンバーとしてデビュー。96年からはグラビアアイドルとして活動を始めました。写真集やDVDが発売されると握手会には長蛇の列。報道陣にもファンにも丁寧に接していたので、グラドルの中でもとりわけ好印象だったのを覚えています」
そんな人気絶頂だった仲根が、05年に突如、和田との結婚を発表して芸能界を引退してしまったのだ。
「当時、『和田なら仕方ない』『幸せにしてやってくれ』といった温かい声が多かった一方で、『よくも俺の仲根かすみを奪ったな』『許さない』と一部ファンからは怨嗟の声も漏れ聞こえてきました。彼らは、いまだ和田を許していないのでしょう」(同・ライター)
芸能界引退から20年近く経っているが、ファンたちの思いは色褪せていないということか。
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