エンタメ

JRA重賞『アメリカJCC』(GⅡ)東京スポーツ・三嶋まりえ記者の「推し活競馬」

三嶋まりえ
三嶋まりえ(C)週刊実話 

アメリカJCCといえば、記念すべき当コラム最初の推奨レース。◎ノースブリッジの快勝で、華々しいスタートを切ることができました! 今年もバッチリ当てたいと思います。

今週の〝推し馬〟は、バトルボーン。現時点で白富士Sとの両にらみですが、出走すれば有力候補の1頭だと思っています。思い出すのは、2021年11月のデビュー戦です。新馬戦の前、2週続けて追い切りに騎乗した津村騎手が「いい馬だよ」とかなり期待していたことから本命に推したのですが、結果は2着。

【関連】JRA重賞『日経新春杯』(GⅡ)東京スポーツ・三嶋まりえ記者の「推し活競馬」 ほか

敗れはしたものの、勝ったダノンベルーガはその後共同通信杯を勝ち、皐月賞4着→ダービー4着とGⅠで好走を続けています。勝ち馬には2馬身離されましたが、3着とは5馬身差。続く未勝利戦から4連勝でオープン入り。ポテンシャルの高さは言うまでもありません。

前走の七夕賞は、単勝1番人気を背負いながら4着に。押し出される形でハナに立ち、目標にされたことが痛かったように思います。ただ、重賞初挑戦、しかも56キロと決して軽くないハンデを背負っての好走で、十分力を示したと言っていいでしょう。

久々でも好仕上がりで重賞初制覇!

当時の上位馬は、軒並み重賞戦線で活躍(2着ククナは今年の中山金杯2着、3着ホウオウエミーズは昨年の福島記念を勝利)していますから、この馬も重賞初Vの日は近いはずです。

春の骨折が影響し、久々の実戦となりますが、仕上がりは良さそう。1週前は僚馬2頭を前に置く形。ミアネーロには1馬身遅れたものの、動きは上々。「動きは良かったですし、問題ありません。前走は展開の面によるところが大きく、悲観する内容ではありませんでした。中山の2200メートルで良さが活きると思います」と林師。1週前にしっかりやったことで、最終追いはさらに素軽い動きが見られそうですし、2戦目で2着に4馬身差の完勝をした中山の2200メートルが舞台なら、今度こそ重賞初勝利でしょう! 馬連はカラテ、サンストックトン、チャックネイト、マイネルウィルトスへ。(注:1週前時点での予想です)

※バトルボーンは今回出走しません。

三嶋まりえ
東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。22年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。

あわせて読みたい