日本ダート競馬界にとって、大きな変革の年がスタートした。地方競馬とJRAが連動し、ダート競馬の体系が生まれ変わる。
その象徴的変革であるのが、3歳ダートクラシック競走の創設とそれに伴う体系整備だ。羽田盃・東京ダービーが共にJpnⅠへと格上げされ、ジャパンダートダービーを『ジャパンダートクラシック』へと改称。3歳ダート3冠競走として位置付ける。それに伴い1月~4月に3つのダートグレード競走を新設。3歳ダート3冠に向けた路線が確立された。
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年明け早々、その緒戦となるのが船橋競馬『第50回ブルーバードカップ』(1月17日・JpnⅢ)だ。昨年までは、3歳馬による準重賞だった本レース。実はその歴史は古く、創設は1956年。アラブ限定の重賞競走として実施されたのが始まりだ。これまでにさまざまな変更を重ねてきたが、今年からは施行距離を1800メートルとし、羽田盃のトライアル競走に指定。地方馬の1着馬には羽田盃への優先出走権が付与される。
ブルーバードカップへの指定競走でもあるブリーダーズゴールドジュニアカップ(2023年8月・北海道)を勝ったのはブラックバトラー。その後サンライズカップ5着以内(結果2着)、もしくはJBC2歳優駿で地方馬上位3頭以内(結果3着)という条件もクリアし、優先出走権をゲット。昨年北海道3冠を成し遂げたベルピット(ブリーダーズゴールドジュニアカップ1着、サンライズカップ、JBC2歳優駿どちらも2着)にも劣らない好成績でもあり、3歳ダート3冠路線の中心になるのは間違いない。
春の頂上決戦に向けた古馬中距離路線の重要な一戦
また、翌18日には『第60回報知グランプリカップ』(SⅢ・1800メートル)が開催される。こちらもダート競馬の改革の一つである「春のチャンピオンロード」の緒戦であり、春の頂上決戦『帝王賞』に向けた古馬中距離路線の重要な一戦となる。1着馬には、かしわ記念(JpnⅠ)、1、2着馬にはダイオライト記念(JpnⅡ)、3着以内馬には京成盃グランドマイラーズ(SⅡ)の優先出走権が与えられるため、SⅢというグレード以上にレベルの高い戦いが予想される。
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