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JRA重賞『日経新春杯』(GⅡ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

サヴォ―ナ
サヴォ―ナ 

改修工事の影響により、4年ぶりに本来の京都での開催となるこのレース。厳寒期でトップクラスの出走はないものの、春の中長距離GⅠを見据える馬たちが集い、興味深い一戦だ。過去10年、1番人気は【3・3・0・4】、2番人気は【4・1・0・5】と、まずまず期待に応えているが、3連単の配当は、上が96万馬券、下が47倍と振れ幅が大きい(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《馬齢別・性別》
馬齢別の成績&複勝率は以下の通り。4歳は【7・3・1・19】で36.7%、5歳は【1・3・5・21】で30.0%、6歳は【2・4・4・33】で23.3%。馬券圏内はここまでで、7歳以上は【0・0・0・45】とベテラン馬には厳しい数字となっている。牡馬は【10・8・9・100】で21.3%、セン馬は【0・0・0・9】、牝馬は【0・2・1・9】で25.0%。勝ち馬は出ていない牝馬だが、複勝率では牡馬を上回っている。

《前走クラス別》
前走のクラス別成績&複勝率は以下の通り。3勝クラス以下からは、【3・5・3・16】で40.7%、OP特別(リステッド含む)からは【0・1・1・19】で9.5%。GⅢからは【0・2・2・36】で10.0%、GⅡからは【1・1・3・21】で19.2%、GⅠからは【6・1・1・26】で23.5%。なお、前走が重賞で10着以下だった馬は【0・1・1・41】で4.7%。重賞大敗からの参戦は割り引いて考えたほうがよさそうだ。

《血統別》
種牡馬別の成績&複勝率は以下の通り(京都芝2400メートル、17~23年の集計)。キズナは【0・0・4・4】で50.0%。産駒はインプレス、サヴォーナ。ハービンジャーは【6・9・3・25】で41.9%。産駒はカレンルシェルブル、ヒンドゥタイムズ。ディープインパクトは、【18・10・11・61】で39.0%。産駒はディアスティマ、レッドバリエンテ。ハーツクライは【6・5・5・48】で25.0%。産駒はハーツイストワール。エピファネイアは【1・0・0・9】で10.0%。産駒はブローザホーン。期間中の出走数が少ない種牡馬はサトノダイヤモンドで【0・1・0・0】、産駒はサトノグランツ、シンリョクカ。

《持ちタイム》
芝2400メートルの持ちタイムトップは2分23秒5のサトノグランツとサヴォーナ。以下、2分24秒2のハーツイストワール、2分24秒4のカレンルシェルブル、シンリョクカ、2分25秒0のヒンドゥタイムズ、2分25秒1のディアスティマ、2分25秒2のインプレス、2分25秒7のレッドバリエンテと続く。京都で行われた過去7年のうち、良馬場だった6回の平均勝ちタイムは2分25秒8で、最速は14年サトノノブレスの2分24秒5。

馬券は◎&○からの3連複で勝負!

◎はサヴォーナ。前走の菊花賞は途中から動く積極策で5着。乱雑な展開でも大きく崩れなかった。相手関係も楽になるここは、飛躍の足がかりとしたい。○はサトノグランツ。デビュー戦とGⅠを除く5走はすべて連対しており、この距離も2走前の神戸新聞杯でレコード勝ち。菊花賞10着からの巻き返し必至。▲はレッドバリエンテ。前走のアルゼンチン共和国杯は、直線で前が詰まりながら7着と奮闘。スムーズならここでもやれるはず。△は前走の心房細動の影響はなさそうなブローザホーン。馬券は◎と◯の2頭軸から印各馬への3連複勝負!

《結論》
◎サヴォーナ
○サトノグランツ
▲ブローザホーン
△レッドバリエンテ

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