大みそかの『第74回NHK紅白歌合戦』の歌唱順と歌唱曲が発表されたが、〝目玉〟となりそうな大物歌手の追加発表はなかった。
「44年ぶりに、旧ジャニーズ勢の出場が0組となりました。K-POP勢など、明らかに若い視聴者層の取り込みを狙った出場歌手のラインアップにもかかわらず、鈴木雅之さん、天童よしみさん、純烈などを序盤に配置。まず、そこで視聴率を大きく下げてしまうことになりそう」(音楽業界関係者)
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昨年の紅白の平均世帯視聴率は、第1部が歴代ワーストの31.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2部が歴代ワースト2位の35.3%を記録してしまった。
今年、かなり重要な後半のトップを任されたのは人気バンド・Mrs. GREEN APPLE。その後、10-FEET、椎名林檎、海外からのクイーン+アダム・ランバートと続く。
そして、演歌歌手・三山ひろしが、もはや毎年の恒例になってしまったけん玉連続成功のギネス記録更新に挑戦。終盤にAdo、YOASOBIらを配置しているものの、トリは福山雅治、大トリはMISIA。以前の紅白でも見た並びだ。
三山ひろしのけん玉は今年が最後?
「今年の紅白、視聴率は40%には到底及ばないだろうし、30%にも届かないのでは。さすがに、そうなったら受信料の無駄遣いなので、局内でも問題になるはず。受信料を支払っている視聴者からもクレームが入るのでは。『見たい歌手』を視聴者投票で選んでいれば、少なくとも視聴者からのクレームは入らないだろう」(芸能記者)
さらに、今年の視聴率次第では、いよいよ制作サイドが非情な決断を下すことになりそうだという。
「これまでは、芸能界のしがらみで人選をしていたところが大きかった。しかし来年、少なくとも、まったく視聴率獲得に貢献していないであろう天童、三山、山内惠介、水森かおりらの演歌勢、事務所の推しで常連になっていた鈴木、郷ひろみ、Perfume、星野源ら常連組は〝リストラ〟されることになりそうだ」(同・記者)
来年の紅白は、さらなる出場者の若返りとなりそうだ。
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