歌手で俳優の薬師丸ひろ子が、大みそか放送の『第74回NHK紅白歌合戦』に出場することが分かった。
テレビ放送70年を記念した特別企画「テレビが届けた名曲たち」で、1981年にリリースされ、120万枚を売り上げた『セーラー服と機関銃』を歌唱する。
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NHKはほかにも、歌手で俳優の寺尾聰が『ルビーの指輪』、『ポケットビスケッツ』と『ブラックビスケッツ』が『YELLOW YELLOW HAPPY~Timing』のスペシャルメドレーを披露することを発表している。
まるで昭和・平成歌謡ショーのようなラインナップは、昨今のZ世代に流行した〝歌謡曲ブーム〟を意識したかのようにも見えるが、《ただのテレ東の懐メロ歌番組のパクリ》などSNS上での反応は冷ややかだ。
奇しくも12月20日には、『女性自身』が『絶対に見たくない年末特番ランキング』を発表しており、紅白が第1位に輝いている。
その理由として、〝マンネリ化〟を指摘する声があるほか、「見たいアーティストが出ない」というコメントも多く、これまでの旧態依然としたイメージを脱却できない場合、紅白はさらに視聴者の支持を失う可能性がありそうだ。
“懐かし歌手”は客寄せパンダか…?
「紅白出場歌手を巡っては、福山雅治、Perfume、サザンオールスターズらの所属事務所であるアミューズが、今年も影響力を示しており、特に歌手としてなんの実績もない大泉洋の初出場や、福山の4年連続トリなど疑問点も多い。それに加えて、昭和歌謡の登場ですからね。薬師丸や寺尾はもはや50代以上にしか知名度がなく、若年層はお目当てのK-POPグループの歌唱が終わったら、とっととチャンネルを変えてしまうのでは」(芸能ライター)
「ポケットビスケッツ」の出場についても、視聴者から疑問が噴出。過去に千秋が自身のYouTubeチャンネルで、内村光良に「再結成」を直談判。「チャンネル登録者数が100万人になったら、1日だけポケビ結成してもいい?」とお願いするも、内村は「どうなんだろうね。それは」と首をかしげていた。
現在、チャンネル登録者数は22.2万人で、100万人には遠く及ばないため、SNS上では《紅白がオファーしたらあっけなく再結成するのか?》と批判が殺到している。
出場歌手になんの統一性も見られず、ただ話題になればいいとばかりに懐かしの歌手を登場させる紅白。もしかして、すでに〝オワコン〟なのだろうか。
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