ホストクラブの売掛金、いわゆる〝ツケ払い〟を支払わせるため、女性客に売春を強要するなど、大きな社会問題となった「悪質ホストクラブ問題」。
ホストのメッカである東京・新宿の歌舞伎町では、店を運営する13のグループが「売掛金の廃止」を表明し、20歳未満の客の入店も断るなど対策に乗り出している。
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「ホスト問題は、大手マスコミ、とくにテレビ局の責任も大きいと思いますよ。元ホストだった城咲仁氏をタレント扱いして地上波のバラエティー番組などに出演させ、彼が引退すると今度はROLANDを同じやり方で売り出した。子どもの頃からテレビで彼らを見ている若い女性にとって、ホストに対する〝敷居の高さ〟はゼロに等しいはずです」(芸能ライター)
この「悪質ホストクラブ問題」が国会にまで持ち込まれているのに、NHKがROLANDを番組にメインで出演させるなど、この問題とマスコミの責任は、これから論じられるべきだろう。
愛人の銀座ホステスが薬物で死亡
そんな中、すでに引退した元有名俳優が注目されているという。
「矢田亜希子の元夫としても知られる押尾学氏ですよ。彼は現在、歌舞伎町のホストクラブで顧問をしているんです」(同・ライター)
押尾氏は、フジテレビ系のドラマ『クニミツの政』で主演を務め、ミュージシャンとしても活躍。松嶋菜々子主演の同局系ドラマ『やまとなでしこ』で共演した矢田と2006年にゴールインした。
「ところが、09年8月に押尾氏が逮捕されてしまったんです。容疑は、六本木ヒルズの高層マンションの一室で、共に合成麻薬MDMAを服用していた愛人の銀座ホステスが亡くなったにもかかわらず現場から逃走した保護責任者遺棄致死罪と麻薬取締法の違反でした」(同・ライター)
この逮捕劇で矢田と離婚し、服役を終えた押尾氏が、現在は大手ホストグループに属しているというのだ。
「彼は、グループの中でも30歳以上のホストだけが働く店で顧問を務めており、自ら席について接客することもあると報じられました。現在もホームページに掲載されているので、在籍しているはずです」(同・ライター)
全盛期には、「押尾学の『学』は、俺が何かを〝学ぶ〟んじゃなくて、お前らが俺から〝学ぶ〟ってことなんだよ」や「ロックとか、パンクじゃなくて、〝押尾学〟というジャンル」といった、強気な発言でも知られた。
「今のROLANDも似たようなスタンスですが、実際に押尾氏を取材した記者たちは、礼儀正しい俳優だったと口を揃えて言いますね。〝押尾語録〟も本人が後に『すべてデマ』と否定していましたが、それだけのカリスマ性があったということでしょう」(同・ライター)
現在、世間を騒がせている「悪質ホスト問題」を、押尾氏がどう捉えているのか。
また、12月23日に45歳の誕生日を迎えた矢田は、元夫の現状にどんな思いを抱いているのか。元夫婦の対談形式で、じっくり話を聞いてみたいものだ。
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