今年、ミックファイア(牡3)が出走するのでは、といわれていたJRA『チャンピオンズカップ』(GⅠ・12月3日・中京ダート1800メートル)は、レモンポップ(牡5)が見事な逃げ切り勝ちを決めた。その勝ち時計は1分50秒6、2着ウィルソンテソーロ(牡4)は1分50秒8、3着ドゥラエレーデ(牡3)のタイムは、ミックファイアの今年5月の羽田盃での勝ちタイム(レースレコード)と同じ1分50秒9。
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もちろん、コースによって特性が違うため簡単に比較することはできないが、ミックファイアの能力がGⅠで勝ち負けになるほどのレベルに達していることは間違いない。
そのミックファイアは、年末の大一番『第69回東京大賞典』(GⅠ・12月29日・大井ダート2000メートル)に出走する予定だ。
地方競馬で唯一の国際GⅠであり、1着賞金は1億円。地方競馬年末最後の大一番に数多くの一流馬が参戦し、トップレベルのスピードとスタミナを必要とする最高峰のレースだ。2004年、05年のアジュディミツオーの連覇を最後に、地方勢は優勝から遠ざかっている。
ミックファイアがJRAの強豪たちを打ち負かす!
今年も、連覇がかかるウシュバテソーロ(牡6・美浦)、JBCクラシックを制したキングズソード(牡4・栗東)など、JRAの強豪が出走予定だ。
ウシュバテソーロの昨年の東京大賞典勝ち時計は2分05秒0。ミックファイアは同じ大井で行われた今年の東京ダービーを2分04秒8、ジャパンダートダービーを2分04秒6で制した。
同馬のダート2000メートルの最速記録は前走盛岡『ダービーグランプリ』での2分03秒0。ちなみに、これは14年ホッコータルマエと15年サウンドトゥルーの東京大賞典勝ち時計と同じであり、これより好タイムで勝ったのは、2000メートルになった98年以降、アジュディミツオー(04年・2分02秒6)とスマートファルコン(10年・2分00秒4・11年・2分01秒8)の2頭しかいない。
コースの特性、馬場状態、レース展開によって違いは生まれ、時計だけで判断することはできない。だが、年末の大一番、ミックファイアがJRAの強豪たちを打ち負かす、そんな予感を覚えずにはいられない。
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