俳優の織田裕二(56)がついに折れた。これまで頑なに拒み続けていた『踊る大捜査線』シリーズの続編製作に対し、12月になってGOサインを出したのだ。
「まずは映画です。2025年公開に向け映画版『踊る大捜査線』が決定した。1998年の『踊る大捜査線THE MOVIE』、2003年『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』、2010年『踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』、2012年『踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望』に続く第5弾映画です。映画が成功したら連ドラ化にOKを出すそうです。ちなみに、第2弾の『レインボーブリッジを封鎖せよ!』は興収173.5億円を叩き出し、日本実写映画史上歴代最高記録を樹立した。この記録はいまだに破られていません」(事情通)
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第4弾の映画公開から10年以上経過した今になってなぜ、織田は『踊る―』の続編を認めたのか?
「仕事がないからです」
と開口一番、そう口にするのは某映画配給プロデューサー。何事にもこだわりを持ち、共演者の演技にまで口を挟む織田に対し、各テレビ局は距離を置いていたという。ところが、最近になって織田本人からフジテレビのスタッフに連絡を入れてきたそうだ。
ギャラに納得できれば…
「『踊る―』をもう一度やりたいと直訴したようです。元々、織田のキャラは『踊る―』や『東京ラブストーリー』など、喜怒哀楽をしっかり表現できる役がはまっていたんです。しかも、どれも当たっています。だが、物マネ芸人にネタにされるようになってから、この種のキャラを避けるようになった。結果、2011年頃からからクール路線に舵を切ったんです。直近は『SUITS/スーツ2』です。しかし、クール役はどれも数字が振るわず、織田のダッチロールが始まった」(フジ関係者)
7月期の伊藤沙莉主演ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)では脇役だった。
「NHKからはドラマ『ガラパゴス』など定期的に仕事が入ってくるが、ギャラは民放の4分の1ですからね」(前出・事情通)
現在、フジテレビは映画『翔んで埼玉』が大ヒットし、局内は活気にみなぎっている。そんな折に織田本人からの〝営業電話〟。
「フジサイドの条件は、提示するギャラで納得してもらうこと。また、共演者やセットなどにあれこれ注文を付けないこと。ちなみに、織田のギャラは配信、ブルーレイなどの2次使用料込みで500万円。全盛期の10分の1になってしまった。その代わり映画が当たれば、インセンティブをつける契約にしています」(消息筋)
『踊る―』は〝翔べる〟か。
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