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ヒットドラマ“映画化”連発するフジテレビの苦境…『Dr.コトー診療所』に続くのは?

織田裕二
織田裕二 (C)週刊実話Web

俳優の織田裕二が主演を務める人気ドラマシリーズ『踊る大捜査線』(フジテレビ系)の劇場版最新作が、2025年にも公開されることを『女性セブン』(小学館)が報じた。

織田が演じる青島俊作巡査部長(後に係長、警部補に昇進)が主人公の警察ドラマ。1997年1月期にドラマの放送がスタートし、その後、スペシャルドラマ、劇場版が制作された。


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その中でも、2003年7月公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は、興行収入173.5億円を記録し、日本実写映画歴代興行収入第1位の大ヒット作となった。

いまだに根強い人気を誇り、11月23日、自転車イベント開催のため、レインボーブリッジや東京・台場周辺の一般道が通行止めになった際、《レインボーブリッジ封鎖》がX(旧ツイッター)で突然のトレンド入りを果たしたほどだ。

ヒットドラマの映画化で収益をあげたいが…

「織田が役のイメージが付くことを嫌い、12年の劇場版で〝卒業〟した。しかし、同誌によると、織田との不仲が報じられた柳葉敏郎らほかのキャストも固まって、25年の公開に向け来年2月にもクランクインするというが、どういう展開になるのやら」(芸能記者)

フジといえば、ヒットドラマシリーズ『Dr.コトー診療所』の劇場版が昨年12月に公開され、興収24億円を記録。『踊る大捜査線』も劇場版での復活となるようだが、そこにはフジの苦境ぶりが透けて見えるという。

「ドラマはことごとく低視聴率を記録しているだけに、ヒットドラマの映画化で収益をあげることを狙い始めた。港浩一社長の就任後、それ専用の部署も立ち上げられたようだが、新しいドラマでヒットを狙う姿勢がないので、現場のモチベーションもだだ下がり。今後も優秀なクリエイターが外部に流出することになるだろう。それに、このビジネスモデルもそのうち頓挫しそう」(放送担当記者)

またまた織田と柳葉が現場でバチバチにならなければいいのだが…。

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