船橋競馬場では11月29日、1955年創設の伝統の牝馬戦『第69回クイーン賞』(JpnⅢ)が開催される。97年からダートグレード競走となり、負担重量は06年からハンデ戦(05年までは別定)で行われ、第一線級の牝馬の激しい戦いが繰り広げられている。
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ダートグレード競走の中でも地方所属馬が活躍する傾向にあり、97年からはマキバサイレント(船橋)をはじめ、ここまで地方馬が8勝。19年から21年はクレイジーアクセル(大井)、サルサディオーネ(大井)、ダイアナブライト(川崎)と地方馬が3連覇している。
過去10年の傾向を見てみると、JBCレディスクラシック出走組の活躍が顕著だ。14年、17年はJBC出走組が1~3着を独占、直近では22年のJBC2・3着のグランブリッジ、ショウナンナデシコがクイーン賞も2・3着。また、このときの1着馬テリオスベルは、JBC6着からの巻き返しであり、JBC出走馬は着順にかかわらず注意が必要だ。なお、JBC最先着馬のクイーン賞での成績は【6・2・0・2】と好結果を残している。
佐賀競馬関係者が総力を挙げて開催!
さて、所変わって佐賀競馬では、毎年恒例のビッグイベント『第8回さがけいば祭り・サンクスホースデイズin佐賀競馬場』が23日(木・祝)に開催される。これは日頃のファンの支持・支援を感謝するとともに、競馬・乗馬・障がい者乗馬・ホースセラピーなど日本の馬文化が一堂に会することで、どんな人でも馬と共に楽しんでもらおうと、佐賀競馬関係者が総力を挙げて開催する注目のイベントだ。
当日は厩舎、本走路やスターター体験など普段は入れないエリアでの見学など超貴重な体験をはじめ、現役競走馬に佐賀競馬所属騎手やタレントらが挑戦する、競走馬(900メートル)と人間(約200メートル)によるハンデキャップレース「うまてなしダービー」や、騎手や調教師が参加する「うまてなし歌合戦」、ジョッキーQ&Aトークショーなど、ジョッキー参加型のイベントも多数実施。また、東京オリンピック日本代表の林伸伍選手による馬場馬術披露や、恒例のグッズ販売やキッチンカーでの地元グルメ販売など、佐賀競馬場と馬を身近に感じられる1日になる。
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