今、テレビ界では人気アナウンサーや報道キャスターを巡る転職が話題になっている。一昔前ならフリーアナやタレントに転身するのが王道だったが、実際、食べていけるのは一握りの人間だという。
「すでにテレビメディアにかつての勢いはない。現在、30~40代の局アナらはテレビが勢いのあった最後の世代で、年収は1500万円以上もらっている。結果、定年を迎えるまで逃げ切れないのが現状です」(芸能プロ関係者)
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そうした中、テレビ界で新たな注目を集めているのがアカデミックな世界だという。ずばり大学の先生になるべく軌道修正を始める局アナが激増しているのだ。
「大学にもよるが、その多くが定年がない。さらに莫大な収入は得られないが平均年収は600万円以上。局アナらは自分の知名度や話芸を生かし、先生になるべく水面下で就職活動を展開しています」(民放関係者)
着々と準備をしている水卜アナ
テレビ局の中で転職活動に熱心なのが日本テレビだ。事実、看板アナだった桝太一が突如、退社し同志社大学ハリス理化学研究所の助教に転身。ほかにも、報道キャスターだった小西美穂が昨年春から関西学院大学の特別客員教授に就任した。
「桝も小西もテレビに未来はないと考えているんです。元日テレの馬場典子は大阪芸術大学で教授をしています。皆、定年後のシフトを今のうちから熟考するようになったんです。水卜麻美アナも教員になるために準備を始めています。基本、女子アナは大学の顔として学生を呼べますからね」(大学関係者)
こうした動きは日テレだけではない。なんとフジテレビは京都芸術大学と学部を立ち上げ、天下り先を確保してしまったという。
「大卒資格が取得できる『映像コース』を共同プロジェクトとして立ち上げた。来春スタートするが、フジのアナウンサーや局員らが退職した際の転職先の一つになるようです。フジ時代の年収は維持できないが、1000万円はなんとか…という話。局内では、離職を考えていた局員らの関心を集めています」(フジ関係者)
悲しきテレビ界。
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