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元『AKB48』チーム8メンバー/福留光帆インタビュー〜ボートレースが趣味の元アイドルの目指すところは!?〜

福留光帆
福留光帆(C)週刊実話 

「私、ボートレースのお仕事がしたいんです!」こう言ってアピールするのは、元『AKB48』の福留光帆だ。勝負事とAKBグループの組み合わせで言えば、今期からMリーグで活躍中のプロ雀士・中田花奈(元乃木坂46)が有名だが、福留が狙うのは少しマニアックな公営ギャンブル。先月20歳になり、ようやく舟券デビューも果たした彼女が目指すところとは…!?

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――ボートレースが好きだなんて、なかなかツウですね。でも、失礼ながら本誌の読者は福留さんのことを知らないかもしれません。最初に自己紹介をしていただけますか?

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福留 はい。AKB48の中に「チーム8」というグループがあるんです。全国で一斉にオーディションを行い、各県から1名ずつ選ばれた47名で構成されています。私もその一員でした。2014年から始まり、私は兵庫県代表の2代目だったのですが、初お披露目のステージが2019年10月なので、すぐにコロナ禍になってしまいファンの方と対面でお会いする機会がなかなかなくて…。

――フル公演に出演できたのは1回だけだったとか?

福留 そうなんです。昨年の5月31日に、兼任していた「チームB」の『アイドルの夜明け』公演に初出演したのが劇場デビューでした。実はその翌日、配信番組内でAKB48からの卒業を発表したんです。

――翌日に? 不祥事でも起こしたとか!?

福留 健全な卒業です(笑)。

――AKBの中で、最初の公演が最後になった人って過去にもいたんですか?

福留 どうだろう。珍しいと思います。

――そもそも、なぜAKBを目指したんでしょう?

福留 目指したというより、最初は女優に憧れて小4の頃から子役の事務所に入り演技のレッスンを受けていたんです。でも、なかなかお仕事には恵まれませんでした。そんな中、中学2年頃からNMB48にハマり、握手会とかにめちゃくちゃ行ってましたね。

合格した夢を見て…

――当時の推しは?

福留 こじりん(小嶋花梨)さんです。初めて会えたときは緊張しすぎてほとんど覚えてないのですが、何度目かの握手会のときに感極まって「結婚してください」と言ったことがあるんですよ(笑)。そしたら「いいよ」って言ってもらえて、ものすごくキュンキュンして泣いちゃいました。そんなこともあって、自分もアイドルに憧れるようになり、いろんなオーディションを受けまくったんです。実は現在所属する事務所も受けていたんですけど、落ちてばかりでした。「これで最後にしよう」と高校1年のときに受けたのが「チーム8」のオーディションだったんです。

――起死回生ですね。歌とか踊り、面接など、何がよかったんだと思いますか?

福留 歌も踊りも全然自信がなかったので、分からないです。ただ、神田明神にお参りに行ったら、最終オーディションの2日前に合格した夢を見たんです! そしたら本当に受かったので、神様っているんだなぁと思いました。

――神田明神といえばAKB48が毎年、成人式のお払いをするところとして有名ですからね。

福留 そう、御利益ですよ、御利益。受かってからはこじりんさんに「あのときのこと覚えてますか?」と聞いたら、「もちろん」と言ってもらえて大感激。勢いで「ハグしてください」とお願いしちゃいました。アイドルオタクがアイドルになって、職権乱用しちゃいました(笑)。

――そんな思いでなれたアイドルなのに、なぜ卒業の決心を?

福留 AKBにいる間はどうしても受け身になっちゃうんです。与えられた仕事をこなすだけ、みたいな。家族のこともあり兵庫から東京に通っていたのですが、他のメンバーはどんどん上京する中、「このままではダメだ」と思うようになりました。自分からいろいろと発信したい、挑戦していきたいという気持ちも芽生えてきて、AKBだけじゃなくアイドルも卒業しようと決めました。

――では、今の肩書きはなんと書けばいい?

福留 ニートでいいです。

――まさか引きこもり!?(笑)

福留 実際、去年の7月31日に活動を終えて約1年間は実家にいて、ほとんど仕事をしてませんでしたから。仕事を再開して東京に引っ越してきたのは今年の7月。グラビアのお仕事やこういうインタビューなどはポツポツありますが、ニートみたいなものですよね。

当人はこう謙遜するが、5月には舞台『宇宙家族ヤマダさん〜Super saiyAの逆襲〜』(スペース・ゼロ)に出演、上京後の7月には朗読劇『マッチングアプリ:アップルボム(仮)』(シアターサンモール)等に出演するなど、女優業を本格化させている。

初めてのグラビアで大発見!

福留光帆
福留光帆(C)週刊実話 

――卒業後、初めてのグラビア撮影で水着を解禁したそうですが、その感想を教えてください。

福留 10月に発売された『BOMB』という雑誌で解禁させていただきました。背中がぱっくり開いた黒の水着やピンクのワンピース水着など、大人っぽさや明るさなど全然違う雰囲気があって、自分でもギャップに満足しています。

――AKBは恋愛禁止と言われてますが、実際はどうだったんですか?

福留 私が入ったのは高校1年ですぐにコロナになっちゃったので、そんな場合じゃなかったですね。初恋は3歳のときに保育園で一緒だった男の子で、自分からラブレターを渡すなど追いかけ回してました。ただ、モテたかというとそんなことはないです。ずっとアイドルオタクだったし、能天気なところがあるので空気を読めないというか、気に障るんでしょうね。友だちは少なかったです。現在の趣味もおじさん臭くって、麻雀とボートですから。男の子ウケはしないんじゃないですか?

――10代の女の子の趣味としては珍しいと思うのですが、なぜボートレースにハマったんでしょう?

福留 おじいちゃんがボートレースの大ファンで、家に遊びに行くとレース場に連れて行かれて子供が遊ぶエリアにポンと入れられておじいちゃんは消えてました。それをパパも受け継いでいて、ママとしょっちゅうケンカするのを聞いていたんです。だから、あまりいい印象はなかったのですが、2年前にパパと一緒に見に行ったら、進入時の心理戦とかレースのダイナミックさに魅了されてしまいました。すごい! かっこいい!! となって、パパがお休みの度に一緒に行くようになったんです。未成年なので舟券は買えないんですけど、自分なりに予想して当たった、外れたと楽しんでいます。20歳の舟券デビューが今から楽しみです。(注:取材時は19歳でした)

――これからボートをやりたいという人へのアドバイスなどありますか?

福留 私は最初、一般戦(5階級の一番下)を見たのですが、まずはSGとかG1(5階級の上位2つ)のレースをお勧めします。スピード感や、選手の進入角度とかハンドルを切るタイミングが全然違います。

――初心者ドライバーとF1レーサーみたいな?

福留 本当にそんな感じですよ。

――推しの選手はいるんですか?

福留 男性で言えば、毒島誠選手ですね。NGT(ニュージェネレーション軍団)と呼ばれていて、レーススタイルとかインタビューの受け答えが素晴らしいんです。イケメン選手もたくさんいますし、西岡育未さんや野田彩加さんなど、可愛い注目選手もいますよ。私としては、この趣味を生かしてレース番組のレポーターやインタビュアーなど、今後はボートレースをメインのお仕事にしたいんですよね!!

――結婚相手にボート選手もあり?

福留 ありかも! ただ、結婚願望は今のところ全然ないんですけど(笑)。

◆ふくとめみつほ
2003年10月22日生まれ。T153、B81・W66・H87。趣味はお菓子作り。X(旧ツイッター)@FukutomeMitsuho

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