俳優の東出昌大主演のドキュメンタリー映画『WILL』が、2024年2月16日に公開されることが発表された。
映像作家・エリザベス宮地が監督を務め、音楽をMOROHAが担当。東出が電気も水道もない山で暮らす様子や、狩猟する姿を追いかけた1年間の記録が映し出される。
東出は「僕はただの被写体でした。ですので『映画を通して伝えたいメッセージ』の様なものはありません。『生きる理由なんて思いつかなくて、死ねない理由を一つひとつ摘み上げては、掌の上で転がしながら確かめる。』そんな想いをされている方に届くように、エリザベス宮地監督はこの映画を作ったのかなと、完成した映画を拝見し思いました」とコメントを寄せている。
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女性ファンにはそっぽを向かれたが…
東出は女性スキャンダル発覚後、所属していた事務所から独立。東京を離れ、北関東の山小屋で自給自足の生活を送っている。
実業家のひろゆき氏とともにアフリカ横断の旅に出たドキュメント『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』(ABEMA)では、手際よく動物をさばくあまりにもワイルドな姿が話題になり、SNSでの動画再生回数は累計1億回を突破した。
まさに〝リアル・ゴールデンカムイ〟を地で行くが、最近はそんな東出に触発されて、山暮らしにチャレンジする男性ファンが続出しているというのだ。
「一時、田舎暮らしが大ブームになったが、移住先でうまくなじめず、結局、数年で戻ってくる人も多かった。それに代わるかのように、トレンドになりつつあるのが山暮らしです。他人との接触を最低限に抑え、自由気ままに生活するのは、ひとつの憧れなのでしょう。特に、東出の暮らしぶりが注目されてからは、都会の生活に区切りを付けて移住する人も少なくない。狩猟免許に挑戦する人も増えているとか」(芸能ライター)
東出については、元妻で俳優・杏の人気も相まって、いまだに嫌悪感を示す女性もいる。
一方で、思ったよりも気さくで人懐っこい性格や、少年時代の冒険心をくすぐるようなワイルドなライフスタイルが男性の羨望の的になっており、「いつかは山暮らしをしたい」という彼らの願望を掻き立てているようだ。
『WILL』の公開時、劇場には女性ファンより男性ファンが多いかもしれない。
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