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JRA重賞『アルゼンチン共和国杯』(GⅡ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

ディアスティマ 
ディアスティマ

ここでのレースぶり次第では、ジャパンCや有馬記念に向かう馬も出てくる重要な中距離戦。GⅡでも見逃し厳禁だ。過去10年、1番人気馬は【3・1・1・5】と馬券圏内は半数。ハンデ戦らしく決して信頼度は高くないが、3連単の10万馬券以上は1回だけ(2020年の20万馬券)で、10番人気以下の3着以内も1頭。イメージほど荒れていないのが現実だ。ただ、今年は確固たる中心馬が不在で混戦模様。波乱も警戒しておいたほうがよさそうだ(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《馬齢・性別》
馬齢別の成績&複勝率は以下の通り。3歳は【2・0・2・1】で80.0%、4歳は【5・3・3・22】で33.3%、5歳は【1・5・5・42】で20.8%、6歳は【2・2・0・34】で10.5%、7歳以上は【0・0・0・32】と好走馬はなし。なお、出走馬のほとんどが牡セン馬で、牝馬は【0・0・0・2】と苦戦。

《前走別》
前走のクラス別成績&複勝率は以下の通り。3勝クラスは【2・2・4・16】で33.3%。特に2200メートル以上から臨んだ馬が【2・2・4・8】で50.0%と好成績。昨年もこのルートのブレークアップが勝利しており、今年も注目だ。OP特別(リステッドも含む)からは【1・3・1・40】で11.1%。GⅡ&GⅢからは【4・7・5・106】で13.1%。ここは前走の着順で差があり、9着以下の馬は【0・0・1・39】と苦戦中だ。GⅠは【4・1・1・8】で42.9%で、6〜10着からの馬に絞れば【3・1・1・2】で71.4%。

《血統別》
主要種牡馬の東京芝2400メートル以上の成績&複勝率(18〜22年)と今回の出走予定産駒はこちら。オルフェーヴルは【9・7・9・52】で32.5%。産駒はヒュミドール。ディープインパクトは【35・32・29・218】で30.6%。産駒はアーティット、ゼッフィーロ、ディアスティマ、レッドバリエンテ。ゴールドシップは【5・6・11・51】で30.1%。産駒はプリュムドール。エピファネイアは【2・5・4・30】で26.8%。産駒はアリストテレス。ハービンジャーは【9・10・5・71】で25.3%。産駒はジャンカズマ。スクリーンヒーローは【0・6・3・28】で24.3%。産駒はマイネルウィルトス。ステイゴールドは【11・9・7・90】で23.1%。産駒はアフリカンゴールド。ハーツクライは【18・11・11・137】で22.6%。産駒はチャックネイト、ハーツイストワール。キングカメハメハは【8・6・3・59】で22.4%。産駒はグランオフィシエ、ヒートオンビート、ユーキャンスマイル。キズナは【2・1・2・21】で19.2%。産駒はインプレス、セファーラジエル。リオンディーズは【1・0・0・6】で14.3%。産駒はテーオーロイヤル。

馬券は3連複ボックスで勝負!

◎はディアスティマ。今春の目黒記念2着。今回は5カ月ぶりだが、半年以内の休み明けは②①①③着と好成績。初戦から狙いたい。○はチャックネイト。前走はこのレースと非常に相性がいい六社Sを勝利。昇級戦でも、強豪不在のメンバーならチャンスは十分だ。▲はゼッフィーロ。前走のオールカマー3着は、2着のタイトルホルダーにクビ差と、地力強化が明らか。鞍上のモレイラ騎手も魅力だ。△は昨年の3着馬ヒートオンビート、伸びしろありそうなレッドバリエンテ、前走で復調気配を見せた実績馬ユーキャンスマイル。馬券は、印各馬の3連複ボックス(20点)で勝負!

《結論》
◎ディアスティマ
○チャックネイト
▲ゼッフィーロ
△ヒートオンビート
△レッドバリエンテ
△ユーキャンスマイル

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