今年もそろそろ漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が気になりだすころ。11月1日、関西エリア準々決勝進出者が発表され、昨年ファイナリストの『さや香』や『カベポスター』ら37組が駒を進めた。
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東京では11月6日~8日に第3回戦が行われ、準々決勝進出約120組が出そろうという。
「決勝進出者はもちろんですが、今年は〝総入れ替え〟するべきとの声もある審査員にも注目したい。M-1の審査員は毎年、ネット上で採点にケチを付けられ、適任でないとバッシングを受けるだけに、総入れ替えするといってもふさわしい人材を見つけるのは至難の業でしょう」(芸能ライター)
〝総入れ替え〟論の発端となったのは、初代M-1王者で、22年まで8回連続で審査員を務めているお笑いコンビ『中川家』礼二の発言だ。
礼二は8月15日放送の『桃色つるべ』(関西テレビ)に出演し、「いやもう、正直、きついです。正直もうエエかな」と、M-1審査員を続けることへの本音を吐露。「いうても7、8年やらしてもらって、そろそろ審査員、ゴロっと変わってもええんかな、と思いますね」と語ったのだ。
大炎上しがちなM-1審査員たち…
そもそもM-1では、審査員の人選がこれまでも物議を醸してきた。
4年間の休止を経て復活した2015年のM-1では、礼二、『サンドウィッチマン』富澤たけし、『笑い飯』哲夫ら過去の優勝メンバーを審査員にそろえた。
だが、オール巨人ら大御所の不在もあってか、厳粛なムードはゼロ。採点を巡る議論はやまなかった。
22年には、上沼恵美子に代わって〝女性枠〟として山田邦子が審査員席に座ったが、トップバッターのカベポスターに84点の低評価を下し、大炎上した。
「審査員一人ひとりにかかる負担が大きいため、気軽に引き受けられるものでもないハズ。ウワサでは、『爆笑問題』太田光がいよいよ就任するのではといわれている。また、かねて審査員の人選にひそかに違和感を訴えていた伊集院光あたりが重い腰を上げる展開にも期待したいですね」(同ライター)
果たして今年、審査員の顔ぶれは一新されるのだろうか。
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