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食えない“無名ジュニア”たちの退所相次ぐ?旧ジャニーズ事務所の強力プッシュなくなり…

左から、井ノ原快彦、東山紀之
左から、井ノ原快彦、東山紀之 (C)週刊実話Web

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の性加害問題を巡り、テレビ朝日は10月31日、インターネット上などで性的なイメージを想起させると物議を醸していたバラエティー番組『♯(シャープ)裸の少年』の放送を11月4日で終了すると発表。18日から新番組『カクエキ!』がスタートする。


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同番組は2001年4月にスタート。メイン出演者であるジュニア(旧ジャニーズJr.)たちが、故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて、10月17日に改名したのを受けた措置となった。

後番組となる『カクエキ!』もジュニアがメインで出演。人気芸人とチームを組み、気になる駅の周辺を歩いて手描きの「良いとこMAP」を作成する〝地図バラエティー〟になるという。

他事務所に移籍して経歴リセット?

一方、一部メディアによると、NHKはジュニアが出演する音楽番組『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)の11月の放送を見送る方針を決定。番組内容やタイトルの変更を含めた抜本的な見直しの検討が続いており、収録ができない状態で、番組を来春までに終了する方向で調整しているというのだ。

「テレ朝、NHKともに、局内のトイレでジャニー氏の性加害にあったことを証言している元所属タレントがいる。しかし、旧ジャニーズにベッタリのテレ朝は、なんとか番組を継続することで着地。しかし、NHKは大みそかの紅白に旧ジャニーズ勢を出演させないことを表明。旧ジャニーズ勢を〝排除〟しようとしているので、番組の終了も仕方ないだろう」(テレビ局関係者)

今後、旧ジャニーズの所属タレントたちは、社名を公募している新会社とエージェント契約もしくは専属契約を締結することになるが、まだ無名の多くのジュニアたちは退所を選ばざるを得ないようだ。

「今までは旧ジャニーズの強力なプッシュがあったから、ジュニア内のグループのメンバーでなくても仕事があった。しかし、現状は各方面が旧ジャニーズ勢の起用を控える方向で、ただでさえジュニアの仕事が減る。顔が売れていないまだ若いジュニアの場合、ほかの事務所に移籍して〝リセット〟することも選択肢となり得るはず」(芸能記者)

ジュニアの中には、ほかの事務所がほしい逸材が埋もれているはずだ。

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