「にしおかぁ~すみこだよっ」「あたしだよっ!」のフレーズで一世を風靡したお笑いタレントのにしおかすみこが10月23日、自身のインスタグラムで〝グレイヘア〟を披露し、話題になった。
にしおかは《意外と似合っているよ。自画自賛》とつづり、「#グレイヘア #ウィッグの力」とハッシュタグを付け、ウィッグを着用していることを明かした。
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にしおかは2000年代後半、『エンタの神様』(日本テレビ系)にて、ムチを手にした女王様キャラのSMネタで大ブレーク。当時の最高月収は700万円にものぼったというが、ブームが去った後はすっかり表舞台から姿を消した。
久しぶりに目にしたにしおかの若々しい姿に、ネットユーザーもさぞや驚いたことだろう。
もっとも、現在のにしおかは作家として人気になっており、今年1月に上梓した認知症の母をはじめとした自身の家族と介護の暮らしをつづった『ポンコツ一家』は、大ベストセラーになっている。
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あのにしおかすみこが作家に転身!
にしおかは、芸人としての仕事が激減したことで一人暮らしを止めて実家に戻ったというが、久々に訪れた実家はゴミ屋敷になっており、さらに母親が認知症に罹っていたことが判明したのだとか。
「にしおかは母が認知症で、姉がダウン症、父が酔っ払いという家族の様子を女性誌に赤裸々につづり、連載1回で1200万PV(ページビュー)を超える大反響となりました。今年1月には、連載13回分に書き下ろし5篇を加え、書籍『ポンコツ一家』を上梓し、ベストセラーになっています」(出版関係者)
芸能界で一大ブームを巻き起こしたにしおかだが、実生活では介護問題に直面し、かなり苦労したとか。
「もっともそんなことはおくびにも出さず、その生活ぶりを面白おかしくつづったことで、女性ファンを中心に多くの支持を集めることになりました」(同・関係者)
かつてはロングヘアをなびかせ、SM女王様キャラで人気を博したものの、現在はショートヘアにイメチェン。23日にはウィッグを外した姿を披露したが、むしろ地毛の方が若々しく見えるのだからたいしたものだ。
大ヒットした書籍のことは当初、家族には伝えていなかったというにしおか。ところがあまりにも嬉しくて母親に漏らしたところ、「あんたが書いたものを誰が読むんだ」とバッサリ切り捨てられたという。
もっとも、それが家族の生活費の一部になったのだから、内心では母も喜んでいるのではないか。
お笑いタレントとしてテレビ出演することはなくなってしまったが、今後は作家としてファンの前に顔を出す機会も増えるだろう。
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