歌舞伎役者・市川猿之助被告が、両親に睡眠導入剤を服用させて自殺を手助けした罪に問われている裁判の初公判が10月20日に始まった。〝一家心中〟の引き金になったのは、『女性セブン』がスクープした猿之助による男性への「セクハラ疑惑」だったが、歌舞伎界の〝性の闇〟はジャニーズ以上とも言われている。
前名の中村橋之助当時はテレビでも活躍していた八代目中村芝翫。これまで、たびたび不倫疑惑を報じられているが、妻で女優の三田寛子が耐え忍んできたイメージだ。
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「2016年10月2日に初日を迎えた『芸術祭十月大歌舞伎』(東京・歌舞伎座)で芝翫を襲名したが、その直前にも『週刊文春』で京都の人気芸妓との不倫スキャンダルを報じられています」(芸能ライター)
会見を開き、何度も「不徳の致すところ」と謝罪したが、批判の声は収まらなかった。
「そんな窮地を救ったのが三田でした。会見の2日後、自宅前に集まった取材陣に『雨降って地固まると皆さんに言ってもらえるように精進したい』とコメント。離婚も笑顔で一蹴し、見事に騒動を幕引きしたのです」(同・ライター)
別居も認めた“ビジネス夫婦”
実は、この不倫騒動には「裏があった」と言われているそうだ。
「襲名披露興行のチケットが売れないため、話題作りで不倫情報をあえて関係者がリークしたのではないかと言われていたのです。もともと三田も夫の女遊びは許容していたし、自分の株も上がるなら、との考えで大芝居を打ったのではないかとささやかれていましたよ」(演劇業界関係者)
実際、襲名興行のチケットは完売。その後も芝翫の不倫疑惑はたびたび報じられていたが、三田との結婚生活は問題ないものと思われていた。
しかし、実際には別居していることが分かったのだ。
『週刊ポスト』の取材に対し、三田は別居していることを認め、「まぁ、私も主人もいい大人ですし、本当に主人は主人、私は私で。主人が、今の生活がいいというのであれば、そうなりますし、私が決めることではないので」と答えている。
前出の演劇業界関係者が言う。
「ここまで芝翫がやってこれたのは、ひいき筋から絶大な信頼を寄せられている三田がいたからです。ある程度の女遊びも許容し、夫の歌舞伎公演がある時だけサポートする〝ビジネス夫婦〟を続けてきたようですが、バカらしくなったのかもしれませんね」
三田との間に生まれた3人の息子も、全員が歌舞伎俳優の道に進み、長男が中村橋之助、次男が中村福之助、三男が中村歌之助をそれぞれ名乗っている。
三田が「もう自分の役目は終わった」と感じていてもおかしくない。いずれにしても、離婚するかどうかの決定権は三田が握っているようだ。
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