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宮沢りえを自殺未遂に追い込んだ!? 中村勘三郎さんと牧瀬里穂の“不倫三角関係”騒動【歌舞伎界「性」の闇④】

中村勘三郎さん
中村勘三郎さん (C)週刊実話Web

歌舞伎役者・市川猿之助被告が、両親に睡眠導入剤を服用させて自殺を手助けした罪に問われている裁判の初公判が10月20日に始まった。〝一家心中〟の引き金になったのは、『女性セブン』がスクープした猿之助による男性への「セクハラ疑惑」だったが、歌舞伎界の〝性の闇〟はジャニーズ以上とも言われている。

現在の歌舞伎界のモテ男は市川團十郎白猿だが、それ以前は2012年12月に亡くなった十八代目中村勘三郎さんがプレイボーイとして名を馳せていた。


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「1994年9月に女優の宮沢りえとの不倫疑惑が報じられ、宮沢は自殺未遂騒動まで引き起こしたのです」(ベテランの芸能記者)

泥酔した宮沢が京都のホテルで左手首を切り、救急搬送されたのが事の発端だった。

「当時、宮沢側は『泥酔し、持っていたグラスで手首を切った』と釈明していたが、この直前に既婚者の勘三郎さんと飲んでいたことが明らかになり、不倫疑惑報道へと発展したんだ」(同・記者)

記者会見を開いた勘三郎さんも、声を荒らげながら不倫を否定した。

「実は、宮沢と同時期に交際が噂されていたタレントの牧瀬里穂とも不倫疑惑が報じられていたのです。宮沢は、この不倫三角関係に悩んで悲観し、自殺未遂を図ったのではないかと言われていた」(同・記者)

普段は温厚な勘三郎さんは、会見でこうまくし立てた。

「牧瀬里穂との三角関係に悩んで(手首を)切ったと書いてたところがあるけど、じゃ、それしゃべった歌舞伎の大物って誰なの? 連れてきてよ! 不倫? してないよ!」

椎名林檎が“最後の女”

勘三郎さんは、1980年に七代目中村芝翫の次女・好江さんと結婚。夫婦で協力して、長男の六代目中村勘九郎と次男の二代目中村七之助を立派な役者に育て上げた。

「好江さんは、勘三郎さんの女性スキャンダルも『芸の肥やし』と動じませんでした。夫婦の絆は絶対で、勘三郎さんも妻への感謝を事あるごとに口にしていましたよ」(民放関係者)

とはいえ、勘三郎さんが浮き名を流したのは、宮沢と牧瀬にとどまらない。

「若かりし頃には太地喜和子さんや大竹しのぶさんとの交際も話題になりました。市川團十郎さんとも交際経験がある米倉涼子さんの名前が取り沙汰されたことも」(同・関係者)

そんな勘三郎さんの〝最後の女〟と呼ばれたのは、意外な女性だった。

「椎名林檎さんですよ。もともと椎名さんが勘三郎さんのファンで、公演にも足を運んでいたそうです。勘三郎の名前を襲名した05年ごろから親密な関係になり、親しい歌舞伎役者には『恋人の林檎ちゃん』と紹介することもあったそうです」(同・関係者)

NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』でブレークした坂東彌十郎は勘三郎さんの親友だった。

「彌十郎さんは、勘三郎さんについて『お墓まで持ってく話しかない』と言っていたそうですから、まだまだ世に出ていない女性関係もあったことは間違いなさそうです」(同・記者)

57歳という若さで旅立った勘三郎さん。どれほど女性スキャンダルが報じられても、「粋な男」と表現された。

今後、勘三郎さんほどの人物は歌舞伎界に現れないかもしれない。

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