灼熱の火花散る！『オートレース』情報～浜松『SG日本選手権オートレース』展望【前編】

オートレース界の日本シリーズ開幕が、近づいてきた。『SG第55回日本選手権オートレース』が、静岡県の浜松オートレース場を舞台に、10月31日よりスタート。この至高のSGを2週にわたって展望していきたい。今週は、地元浜松勢の有力選手をピックアップする。

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開催地は浜松オートだけに「エース」の鈴木圭一郎が大本命になるのは間違いない。鈴木は8月のSGグランプリで疲労骨折。その後2カ月弱離脱したが、10月の地元浜松GⅡで復帰。しっかりと優出した。

気配も申し分ないだけに、原則「全レースオープン」となる日本選手権は、6日間の完全優勝の期待も膨らむ。

圭一郎＆宏和の“W鈴木”に注目！

その鈴木圭に次ぐ存在は、もう一人の鈴木姓の鈴木宏和とみる。スタートの速さは誰もが認めるNo.1の逸材。道中もトップレベルであり、近況の気配もほとんどマシン状態に波がなく高水準で推移。今年は充実一途の戦績を刻み、SGでも優勝戦で見せ場を作っている。この選手権でも良走路の戦いとなれば、優出確率は相当に高そうだ。

また、金子大輔、伊藤信夫、木村武之、佐藤貴也も虎視眈々とチャンスをうかがう。グランプリやプレミアムCで優出した佐藤は、直近の地元浜松GⅡで気配落ち。どこまで立て直せるか、気配をしっかり見極めたい。

次週は遠征選手について紹介したい。