ジャニーズ事務所が17日、創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、社名を『SMILE-UP.(スマイルアップ)』に変更した。
公式サイトや関連会社の社名も変更され、有料ファンクラブサイトでは、今後タレントのマネジメント業務を行う新エージェント会社名の公募も始まった。
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一部スポーツ紙によると、「スマイルアップ」では東山紀之社長、井ノ原快彦副社長、代表取締役・藤島ジュリー景子氏の3人を中心とし、被害者への補償のみを担い、11月予定の新エージェント会社設立までは、所属タレントのマネジメントも行っていく。
そのため、所属タレントたちは約1カ月間のみ「スマイルアップ」所属で活動することになるという。
新体制でも“嵐ファースト”継続?
「新会社に体制が移行するが、『週刊文春』によると、東山社長、井ノ原副社長以外の役員人事はジュリー氏の子飼いの人間ばかりが入るので、結局、ジュリー氏が〝院政〟を敷くことになるだろう。つまり、事務所の推しのタレントもジュリー体制とは変わらないだろう」(テレビ局関係者)
ジャニーズの社名変更前日の16日、嵐の櫻井翔は月曜キャスターを務める『news zero』(日本テレビ系)に出演。視聴者はジャニーズについてのコメントを期待していたはずだが、最後まで触れることはなかった。
また、社名が変更された当日の17日、同じく嵐の二宮和也は都内などで主演映画『アナログ』の大ヒット御礼舞台あいさつに出席。しかし、同日が自分の母親の誕生日であることを明かして祝福したが、肝心の件には触れずじまいだった。
「活動休止中だが、ジャニーズの看板グループは嵐で、新体制でも嵐の復帰待ち。なので、嵐のメンバーたちをなるべくジャニー氏の性加害に関する件から遠ざけ、イメージに傷が付くのを避ける方針のようだ。先輩や後輩タレントたちはイベントや出演番組でしっかり自分の意見を述べているのに、おかしな扱い。新体制も〝嵐ファースト〟は変わらずで、ほかの所属タレントのモチベーションはダダ下がりだろう」(芸能記者)
この分だと、新会社とのエージェント契約をせずに退所するタレントがまだまだ出そうだ。
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