テレビ局から多くの女子アナが独立し、フリーアナウンサーは現在、飽和状態だ。
そして悲惨なことに、地方局の女子アナは独立をしても、〝元女子アナ〟という肩書きがあるだけの一般人になってしまうケースがほとんどだという。
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例えば、元KSB瀬戸内海放送の白戸ゆめのと、元くまもと県民テレビなどの八幡美咲は、自分たちのポテンシャルを生かしてガンバっているが…。
「2人とも独立後は、大手芸能プロに所属。それぞれインスタグラムであざとく〝巨豊満〟を連発し、抜群なスタイルをアピールをしています。そのかいあってか、人気漫画雑誌のグラビアを飾ったり、デジタル写真集を発売したりしているが、残念ながら必死さがにじみ出ている」(番組ディレクター)
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今はなんとかうまくいっていても、これから待ち受ける現実は厳しいだろうと前出の番組ディレクターは分析する。
「田中みな実や鷲見玲奈のように、女性誌などにも取り上げられるならば、艶露出仕事もいい。だが、彼女たちのように、露骨に男性ファンを増やそうとするやり方は、なかなか今後の仕事に繋がらない。なんとか話題を集めて、どこかのタイミングでうまく〝キャラ変〟できれば、白戸も八幡もブレークする可能性が少なからずあります」
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人気者のヒロド歩美だって厳しい!
もちろん局アナだって、フリーになれば同じようなものだ。年収で数億円を稼ぎ出す猛者もいるが、ほとんどの女子アナはフリーになっても大した仕事がなく路頭に迷っている。
「独立したいと相談してくる女子アナには、絶対に思いとどまったほうがいいと伝え、説得します。いまや、ニュースの帯番組は一部の人気フリーアナが独占しています。かたやバラエティーや情報番組は予算が少ないので、フリーアナを使う余裕がないから、局アナに仕事が回ってきます。それなら、多少イヤな思いをしても局に残ったほうがいいと話しています」(同・ディレクター)
もし奇跡的に番組に起用されても、局アナ時代には想像もできない熾烈な競争が待っている。
「ABCテレビで人気だったヒロド歩美アナは、独立してすぐに『報道ステーション』(テレビ朝日系)のレギュラーに滑り込み、大成功した。しかし、ヒロドアナはSNSで頻繁にバッシングされ、テレ朝関係者からも評判があまり良くない。テレ朝の女子アナからしたら、おもしろくないのは当然。最近では、ギラギラした上昇志向の性格をメディアに取り上げられることもあり、女性人気もダダ下がりです。このままいくと『報道ステーション』をクビになることだってあり得る」(芸能関係者)
厳しい世界だけに、艶系進出を狙う元地方局女子アナが多いのは、仕方のないことなのかもしれない。
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