歌手の浜崎あゆみ(44)のデビュー25周年を記念したNHKの音楽特番『NHK MUSIC SPECIAL 浜崎あゆみ ~ayu 25年の軌跡~』が、10月5日に放送された。
1998年に19歳で歌手デビュー。瞬く間に同世代の女性たちのカリスマとなり、社会現象を巻き起こした浜崎だが、その裏にあった葛藤を涙ながらに告白し、話題になっている。
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「そんなつもりはなかったのに、『浜崎あゆみ』っていうものが、自分たちの全く手に負えないモンスターになって、離れていってしまった」
当時を、こう振り返った浜崎は、「『浜崎あゆみ』に対する世間の熱量に、私自身は負けてしまって、楽しんだりとかはできなかった」と告白。そこから、「期待されていることだったり、役割として任されていることだったり、世間が思う〝ayu〟でいよう」と覚悟を決めたと明かした。
ジャケットを着せられた?
さらに、2013年に突然、活動拠点を海外に変えたことも「アメリカに逃げた」とストレートに表現したのである。
「毎日が繰り返しになって、毎年スケジュール表を更新しなくてもいいぐらいずっと同じことをやってきた」という浜崎は、「これなんのために私、ずっとやってるんだろう」と疑問に感じ、渡米。
最初は「自由になれた」と思った浜崎だが、それは「勘違い」であることに気づいたという。
「大事な人も大事なものもたくさん置き去りにして、自分1人で現実から逃げたんだな」
大きな瞳からポロポロと涙をこぼしながら打ち明ける浜崎の姿は視聴者の胸を打った。
「しかし…」と、芸能ライターが解説する。
「NHKの単独インタビューを受けた浜崎の衣装の胸元が開きすぎて、谷間が全開。せっかくのいい話も入ってこないほどの露出っぷりでした」
最近の浜崎は、往年のマドンナを彷彿とさせるステージ衣装で熟れきった〝巨豊〟が話題になることも多いが、この日の番組でもそれを存分に見せつけていたのである。
「アメリカで人知れず苦悩していた時期に宇多田ヒカルの楽曲『Movin’on without you』をカバーしたことで、純粋に音楽の楽しさを再認識。復活の足がかりになったという話で感動のクライマックスだったのですが、それをNHKのスタジオで披露した際もボンデージ風の衣装でしたからね。いい話が台無しでした」(同・ライター)
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さすがにNHKから〝ダメ出し〟があったのか、このボンデージ風の衣装には不釣り合いなダボダボのジャケットを羽織って露出を抑えていた浜崎。
番組では「私は〝ayu〟として、今回の人生はきちんと全てのことに向き合って生きていこう」と決意したと語っていたが、年を重ねるごとにブーストがかかっていっているようだ。
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