創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害事件をついに認めたジャニーズ事務所。同社は、これまでも所属タレントたちの数々のスキャンダルをもみ消してきた。過去を振り返ると、〝醜聞隠蔽〟が同社の歴史そのものだったことが分かる。
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2010年11月、同年おおみそかの『第61回NHK紅白歌合戦』の司会を、女優・松下奈緒とともにグループとして初めて務めるという朗報が発表された嵐。だが、ちょうど同時期、『週刊文春』でメンバーたちのシャレにならないスキャンダルを報じられてしまった。
当時はまだその呼び名がなかった〝文春砲〟をくらってしまったのは、嵐のメンバーのうちリーダーの大野智、松本潤、相葉雅紀、二宮和也の4人。くらわなかったのは櫻井翔のみだった。
同誌では、同年10月23日に都内の自宅マンションから飛び降りて亡くなった現役のセクシー女優が同誌の記者に語ったジャニーズタレントとの赤裸々な交際秘話とともに、数々のプライベートショットを掲載。親密な交際ぶりをうかがわせる写真ばかりで、ファンにとってはかなりショッキングな内容だった。
ジャニーズ事務所も無言の赤裸々さ
「亡くなった女性は6歳で芸能界入りし、歌手、タレント、レースクイーンとして活動し、セクシー女優に転身。芸能界デビュー後、TOKIOの長瀬智也と交際し、大阪出身ということもあり関ジャニ∞の渋谷すばる、錦戸亮、タッキー&翼の今井翼とも親交があった。業界内では〝ジャニーズキラー〟として有名人。亡くなったころは、ジャニーズが所属タレントたちに〝接近禁止令〟を言い渡すほどだった」(芸能記者)
故人が同誌に語ったところによると、4人のうち、まず松本が中2だったころに関係を持ったが一度だけ。次に大野と交際し、その後、二宮と体だけの関係となり、相葉とは同棲していたというのだ。
あまりにも赤裸々過ぎる内容に、ジャニーズ事務所は完全にスルー。この記事は、『編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞』にて『スクープ賞』を獲得した。
「4人のうち、大野は一部週刊誌に、彼女とその友人と3人で〝ヤバイもの〟に手を出しているような写真を売られた。それがきっかけで、ジャニーズの幹部はタレントたちに〝接近禁止令〟を出したと言われていたが、それがなければ、さらに若い世代のジャニタレたちと関係を深めていたかもしれない」(同・記者)
櫻井だけが無風状態だったのは、やはり上級国民だからだろうか。
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