NHKの稲葉延雄会長が9月27日、ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、同事務所に所属するタレントの起用について「新規の出演依頼は行わない」と言及した。
NHK会長の発言により、今年大みそかの紅白歌合戦はジャニーズタレントの出演がゼロになる可能性が高くなった。代わって演歌第7世代として活躍している辰巳ゆうと、新浜レオン、二見颯一、彩青、青山新の5人が初出場するという仰天情報が流れている。
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「演歌第7世代として注目を集めながら、彼らの中からは1人も紅白出場経験者がいない。5人同時に初出場となれば話題性も高まる。NHKの歌番組関係者は5人を推す方向で動いています」(芸能プロモーター)
もともと、ジャニーズ事務所がジャニー氏の元所属タレントへの性加害を認め、謝罪した時点で、今年の紅白はジャニーズ枠が激減、もしくは「事務所が出場を辞退するのでは」との観測も流れていた。
「毎年、ジャニタレは5~6組紅白に出場していますが、以前から双方の癒着が指摘されてきた。受信契約者の不信感も考慮し、今年はジャニーズ枠を減らし、予想では2組とみられていました。今回の稲葉会長発言で、ジャニーズ全滅も現実味を帯びてきましたね。そこでNHKの音楽番組スタッフから『どうせならコロナ禍にもかかわらず、頑張って活動してきた演歌第7世代の5人を初出場させてあげたい』という声が上がっているのです」(音楽プロデューサー)
演歌枠は2つ空いた!?
お笑い界では〝第7世代〟の台頭が著しいが、演歌第7世代も負けてはいない。
「演歌第7世代をリードしていたのは、日本レコード大賞新人賞を受賞した中澤卓也だったんですが、彼は女性スキャンダルで躓いた。現在、第7世代を代表するのは辰巳、新浜、二見、彩青、青山の5人。この5人はデビュー後、コロナ禍に入ってしまった。コンサートや新曲キャンぺーンができない中、配信ライブやユーチューブで地道に活動してきたんです」(前出・芸能プロモーター)
演歌界のプリンス・氷川きよしが芸能活動休止中のため、紅白の演歌枠は1つ空席の状況だった。
「いや、1枠だけではない。氷川と同じ事務所の水森かおりも今年は危ないんです。これまで水森は毎年、当確のボーダーラインだったんですが、氷川が出場しないのですから推して知るべし。演歌枠は2つ空いたとみていい」(元関係者)
紅白選考の裏では、芸能界の重鎮が暗躍してきたという黒いウワサも絶えない。
「NHKの判断で第7世代の5人を選べば、重鎮がつけ入る隙はない」(同)
NHKの英断に注目。
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