創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害事件をついに認めたジャニーズ事務所。同社は、これまでも所属タレントたちの数々のスキャンダルをもみ消してきた。過去を振り返ると、〝醜聞隠蔽〟が同社の歴史そのものだったことが分かる。
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光GENJIの元メンバーで、最もスキャンダルの闇が深いと言えるのが、山本淳一だ。
1995年のグループ解散後、いったんはジャニーズ事務所に残留していたものの、2002年に退所。一時は一般企業に就職していたという。
「バナー広告を売る営業マンとして真面目に働いていましたからね。一度アイドルなどをやると、サラリーマンなんかできないと言われる中、感心したのを覚えています」(ベテランの芸能記者)
ところが、12年に芸能活動を再開したかと思えば、翌13年3月には、当時の所属事務所との契約を解除されたのだ。
「裏で、とんでもないスキャンダルを起こしていたんです。スクープした当時の『週刊文春』によると、ある女性に結婚をエサに金の振り込みを要求し続けていたというのです」(同・記者)
「風俗で働けば夫婦の絆が深まる」
山本が金を無心していた女性はバツイチで、前夫から養育費約2000万円を一括で受け取っていたという。
「山本は、12年ごろから何かと理由をつけて現金の振り込みを要求していたそうです。その総額は3000万円以上とも報じられていた」(同・記者)
これで籍を入れなければ〝結婚詐欺〟も同然だが、山本は14年7月にこの女性と結婚。ケジメをつけたかに思えたが…。
「山本が結婚した女性とは別に二股をかけていたことが発覚。14年11月に夫婦のトラブルに加担した知人から〝迷惑料〟を要求されると、驚くべき行動に出たとされています」(同・記者)
なんと、山本は〝迷惑料〟を工面するため、妻を風俗店の面接に連れて行ったというのである。
「面接前夜、妻に対して『お前も風俗で働いてこの苦しい時期を乗り越えれば、夫婦の絆がもっと深まる』と言い放ったそうです。このゲスっぷりには、さすがにドン引きました」(同・記者)
この頃、愛媛県の松山市に移住していた山本は、14年12月に放送された『私の何がイケないの?』(TBS系)に出演。風俗で働かせようとした妻と、その連れ子の娘2人も登場させていた。
「月給20万円で、松山・道後温泉のバーで働き、新しい家族を養うために懸命に生きる姿が紹介されていましたよ」(他局のスタッフ)
結局、山本はまともに仕事が続かず、15年5月には家を飛び出し、夫婦関係も破綻したと報じられている。
ほとぼりが冷めたと判断したのか、昨年の夏から本格的に芸能活動を再開しているが、かつてのファンは複雑な心境だろう。
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