創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害事件をついに認めたジャニーズ事務所。同社は、これまでも所属タレントたちの数々のスキャンダルをもみ消してきた。過去を振り返ると、〝醜聞隠蔽〟が同社の歴史そのものだったことが分かる。
1987年8月にジャニーズ事務所がデビューさせた7人組アイドル「光GENJI」。ローラースケートを履いて踊り、バック転などもこなすアクロバティックなパフォーマンスがうけ、デビュー曲『STAR LIGHT』がいきなり大ヒットを記録した。
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正統派のイケメン・大沢樹生から、元祖〝舞祭組〟系の山本淳一まで、個性派のメンバーを揃え、あっという間にトップアイドルの仲間入りを果たす。
中でも飛び抜けた人気だったのが諸星和己だ。かわいい系のルックスと、ギャップのある天真爛漫なキャラクターで爆発的な人気となり、レコードジャケットやポスター撮影などでもセンターを務めた。
とにかくモテモテ
「毎年バレンタインデーになると大型トラックで数十台分ものチョコレートが届けられた。事務所にトラックが到着する映像はこの時代の歌番組の風物詩だが、後に諸星がテレビ番組で明かしたところによると、その量は4トントラックに38台分だったのだとか。そして、プライベートでもとにかくモテモテだった。
「おニャン子クラブの複数の人気メンバーと関係を持ったことをテレビ番組で暴露したが、その中には、後にキムタクと結婚する工藤静香もいたようだ。なので、諸星はキムタクのことを嫌っていた。なんと、松田聖子にも連絡先を聞いたが、聖子と中森明菜に同時に聞いたようで、聖子には断られてしまったのは業界内では有名な話だった」(レコード会社関係者)
そんな諸星だが、1990年10月に『フライデー』(講談社)にて、諸星が当時住んでいたアパートから故本田美奈子.さんが出てきて、同じ車に乗り込むところをスクープされたのだ。元々、諸星はデビュー前から本田さんのファンクラブに入会していたほどのファンだったという。
「結局、本田さんと別れたり復縁したりを繰り返しながら15年ほど交際。本田さんは05年11月に亡くなってしまったが、亡くなる直前まで交際していたのではと言われている。結局、本田さんの事務所は最後まで交際を認めなかったようだが、諸星は本田さんとの交際が忘れられず、いまだの独身を貫いているようだ」(芸能記者)
諸星は生涯独身を貫くことになるかもしれない。
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