この秋、全国の地方競馬場で始まった2歳戦『ネクストスター』競走。聞き慣れない名称だが、これは2024年度から本格的に導入される「3歳ダート3冠競走を中心とした2・3歳馬競走の体系整備」の中で新設された2歳重賞だ。
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短距離路線の頂点競走である園田『兵庫チャンピオンシップ』に向け、各競馬場では2歳秋に、地区ごとでは3歳春に行われ、各地方競馬・地域における短距離競走の体系整備を狙いとする。そのうち2歳秋に実施されるのは南関東地区以外の8競馬場で、すべての場で1着賞金は1000万円という高額に設定。出走資格も地方デビュー馬かつ開催場所属2歳馬の定量重量戦に全国統一し、JRA所属馬は出走できない。
高額賞金がきっかけとなり、ダートの素質馬が地方各地をデビューの地に選ぶことが期待される上、独自のスターホースの誕生で競馬場も盛り上がり、さらに全国にファンが増えていく可能性もある。初戦は9月24日に金沢競馬場で開催済みだが、10月1日に佐賀、3日に盛岡、5日に門別と、続々と開催されていく。近い将来、全国に飛び出していく〝わが町のスターホース〟の登場を期待したい。
最後のタイトル獲得へ火花を散らす3冠馬2頭
さて、ダート競走の体系整備により新設されたレーもあれば、今年で終わるレースもある。それが、36回目の今年が最後の実施となる盛岡競馬場『ダービーグランプリ』(10月1日・2000メートル)だ。17年からは3歳秋のチャンピオンシップの最終戦に位置づけられてきたが、24年より不来方賞に統合され、ジャパンダートクラシックの前哨戦として行われる。
これまで各地のクラシックを戦ってきたエース候補が、3歳王者の座を賭けてしのぎを削ってきたが、今年の目玉は2頭の3冠馬の直接対決だろう。南関東3冠馬のミックファイアと北海道3冠馬のベルピット。
南関東史上2頭目の「無敗の3冠馬」となったミックファイアの派手な功績の陰に隠れているが、北海道のベルピットも10戦8勝2着2回という輝かしき戦歴の持ち主。JBC2歳優駿2着など、その底力はミックファイアに決してヒケを取らない。さて、最後のタイトル獲得はどの馬か!?
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