俳優・柴咲コウの〝意識の高い〟環境活動が、ファンをザワつかせている。
柴咲は自身のインスタグラムで、髪の毛を使って〝ヘアマット〟を作っている環境活動団体を訪れ、実際にマット作りを体験。人間の髪の毛を細かく裁断し、マット状に織り込んでいく様子を動画で披露している。
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完成したマットを手にした柴咲は、《土に還るヒトの髪の毛、しかも廃棄されるはずのもので、海や川や生活排水もクリーンにできるって素晴らしい》と大絶賛。《これを全国の美容室が賛同して取り組んだら、たくさんの髪の毛が集まる》と目を輝かせた。
不要な髪の毛を利用したマットは、現在、海洋事故で油が海中に流出した際に使われる〝オイルフェンス〟として用いられている。
どうやら柴咲は、これを家庭用の排水や家屋の断熱材として利用できないかと考えているもよう。目の付け所はさすが柴咲といったところだが、女優業とはまったくかけ離れた活動に、ファンはポカーンとしているようだ。
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種苗法改正に物申した柴咲コウ
柴咲は、もともと環境問題などに強い関心を見せており、2020年には《自家採取禁止。このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます。これは、他人事ではありません。自分たちの食卓に直結することです》と、国会審議されていた種苗法改正案についてX(旧ツイッター)で異議を唱えた(現在は削除済み)。
当時、このポストは賛否両論を呼び、種苗法改正案の成立が見送られるきっかけになったとされるほど、大きな騒動に発展した。
柴咲の意識の高さは相変わらずだが、決して順風満帆とは言えないようで…。
「柴咲が16年に立ち上げたアパレル事業を手掛ける会社の累積赤字が1億円を超え、存続が危ぶまれています。自身のイメージとはまったくかけ離れた、パチンコメーカー37社で構成される『日本遊技機工業組合』のCMに出演したのも、借金返済のためというウワサ。今回、突然ヘアマット作りを体験したのは、もしかしたら新たな商機を掴もうとしているのかも」(芸能ライター)
柴咲は、9月15日から公開が始まった映画『ミステリと言う勿れ』に出演し、幸いにも映画は大ヒットを記録している。
ファンとしては女優業に集中してもらいたいだろうが、そのギャラが不調な事業の補填に使われるとしたら、なおさら胸中複雑ではないか。
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