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わくわく『地方競馬』情報~日本テレビ盃

わくわく『地方競馬』情報
わくわく『地方競馬』情報 (C)週刊実話Web

11月3日に迫る競馬の祭典『JBC』の数あるステップレースの中でも、他と一線を画すのが『Road to JBC』に属する4つのレース。1着馬には中央馬、地方馬にかかわらず優先出走権が与えられるという最も重要な前哨戦だ。


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その初戦となるのが、『第70回日本テレビ盃』(9月27日・船橋競馬場・JpnⅡ)。1954(昭和29)年創設の今年で70回目という船橋競馬で最も古い歴史を持つ重賞競走だ。

歴代の勝ち馬にはアマゾンオペラ、アブクマポーロ、サプライズパワー、アグネスデジタル、ナイキアディライト、フリオーソ、サウンドトゥルーなど、レジェンドホースが名を連ねる。

過去10年を遡ると、1番人気が5勝、2、3、4、5、7番人気が1勝ずつ。22年は8歳牡馬のフィールドセンス(船橋)が7番人気から混戦を制すという快挙を成し遂げたが、6番人気以下の成績は過去10年で【1・0・1・64】。馬券に絡んだのは、前述のフィールドセンスと、’20年ストライクイーグル(船橋)の3着のみとなっており、人気薄の馬が馬券の対象になることは難しい。

強い馬が力通りの決着をつける見応えのある一戦

また、2着以内に入った20頭のうち16頭は、国内グレードレースのタイトルホルダーで、例外のうちの1頭でもある15年1着のサウンドトゥルーは、その後、15年の東京大賞典、16年のチャンピオンズカップ、17年のJBCクラシックを優勝し、ダート競馬を牽引する存在となった。

そして、22年2着に入ったクラウンプライド(当時3歳牡馬)は、当時すでにUAEダービーのタイトルを持っており、日本テレビ盃に続いて臨んだJBCクラシックでも2着。さらに、今年9月10日に韓国ソウル競馬場で行われたコリアカップ(国際GⅢ)では、10馬身差をつけての圧勝劇を見せた。JpnⅡながら強豪が集結し、強い馬が力通りの決着をつける見応えのある一戦。この先のダート重賞戦線の中核を担うトップホースを探す上で、見逃すことはできない。

また、当日は千葉県グルメのキッチンカーや日本テレビ盃開催を記念した抽選会など多彩なイベントを実施予定で、ファンにはたまらない1日となるはずだ。

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