ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏に寵愛された滝沢秀明氏(41)が、性加害問題について沈黙していることから、ジャニタレの移籍先として注目されていた滝沢氏の設立した事務所『TOBE』に暗雲が漂い始めた。一方、ジャニーズ事務所所属の俳優、木村拓哉、岡田准一、風間俊介、生田斗真の争奪戦が活発化している。
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滝沢氏が男性アイドルデュオ『タッキー&翼』時代からジャニー氏の秘蔵っ子であったのは有名な話。滝沢氏は2018年末に芸能界引退、ジャニー氏から後継者として指名され、翌年1月に設立された子会社『ジャニーズアイランド』社長に就任した。
「19年7月にジャニーさんが死去した際の家族葬では、遺影を胸に抱えた滝沢が霊柩車の助手席に座っているのが目撃されている。それほどジャニーさんに一番近かったタレントで、当然、性被害の疑惑の目も向けられている」(芸能記者)
滝沢氏は昨年10月にジャニーズ事務所を退所、今年3月に新事務所『TOBE』を立ち上げた。偶然にも、英国公共放送『BBC』がジャニー氏の性加害を報道したのも同じ3月だ。その後、ジャニー氏の性加害は国際問題にまで発展している。
「その間、滝沢の事務所には元V6の三宅健やKing & Princeの元メンバーの平野紫耀、神宮寺勇太らが移籍。ジャニタレの受け皿になるとみられた。だが、滝沢はジャニー氏の性加害について沈黙しており、業界からは『無責任』の声が上がっている。移籍を躊躇するジャニタレも出ています」(大手プロ役員)
移籍に問題はないが…
ジャニー氏の性加害について再発防止特別チームが調査結果を公表したことで、企業のスポンサー離れがドミノ式に加速している。
「特に、木村の独立は時間の問題とされます、俳優で成功している岡田、風間、生田の3人も大手事務所への移籍がウワサされている。ジャニーズ事務所は今後1年間、広告や番組で生じた出演料を所属タレントに全額払うことで、独立の動きに歯止めを掛けようとしていますが、タレントにとっては所属しているというだけでリスクが大きすぎますよ」(芸能ライター)
すでに、芸能界の実力者が彼らの引き抜きに奔走しているという情報がある。
「ジャニーズ事務所は、加盟事務所同士の引き抜きを禁じている日本音楽事業者協会に加盟していませんから、基本、どの事務所に移籍しても問題はないんです。ただ、水面下で動いている実力者はジャニーズ事務所の実権を握っていたメリー喜多川さんと裏で繋がっていて、退所したタレント潰しに加担していた。誘いには乗らないでしょう」(芸能プロモーター)
まさに泥船、ジャニーズ。
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