『お前、誰だよ!―TAIGA晩成 史上初!売れてない芸人自伝―』ワニブックス/1650円
TAIGA(たいが)
1975年生まれ。神奈川県出身。2014年の『R-1』決勝進出でプチブレーク。下積み時代が続く2021年の『アメトーーク!』、2023年の『午前0時の森』などへの出演で再ブレークの予感がする崖っぷち芸人。
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――週刊実話の『下積みメシ』出演がきっかけで、ウェブ・マガジンへの連載が始まったそうですね。
TAIGA 「自分の人生を本にしたい」という夢がずっとあったので、単純に嬉しかったです。「よっしゃー!」って(笑)。
――鼎談されたオードリーのお二人からは、どんな反応がありましたか?
TAIGA 若林は「よかったですね!」と自分のことのように喜んでくれました。春日は「なに自伝なんか出してるんですか!」といじりたそうにニヤニヤしていました(笑)。
――オードリーとは、長い下積み時代を共に歩んだとよく伺います。
TAIGA 本当によく一緒にいましたし、くだらないこともたくさんしました。オードリーを含む芸人5人くらいで海に遊びに行き、バナナボートに乗って「ボートから振り落とされるようなやつは芸人の世界で売れない! 競争だ!」とゲームを持ちかけたこともあります。もちろん、途中でみんな一斉に振り落とされました(笑)。
改めて家族を大事にしたい…
――書籍では8人の後輩芸人から手紙が寄せられていましたが、誰のどんな言葉が印象的でしたか?
TAIGA 納言・薄幸の「ハッキリ言います! 慕っておりません!」は本当に慕ってない人には言わない言葉じゃないですか? ツンデレでかわいいなと思いました。モグライダー・芝大輔の「しょっちゅうお笑いを間違えるTAIGAさんが好きです」もあいつらしいなと(笑)。
――文章を書く仕事は大変だったのでは?
TAIGA もともと隔週だった連載が週刊になり、一気に締め切りがきつくなりました。芸人の仕事は少なくても、ウーバーイーツの配達や家事育児もやっているとすぐ締切がきちゃうんです。時間ができたときにたくさん書いて何個もストックを作っても、それが短くまとまって一つの記事になったりするのもきつかったですね。
――書籍発売で周りから言われ嬉しかったことは?
TAIGA ラジオの企画で嫁が書いてくれた手紙に「書店で本を手に取ったら涙が溢れてきた」ってあったのがグッときました。そんなに自分を思ってくれていたんだなと改めて家族を大事にしたいと思いました。
――ズバリ、セールス・ポイントは?
TAIGA 人生に疲れていたり、夢を追いかけ続けている人に読んでもらいたいです。僕の座右の銘は〝人生楽しんだもん勝ち〟なんです。僕も楽しめていなかった時期を乗り越えて今に至りました。最後には前向きになれる内容なので、ぜひご一読ください!
(聞き手/程原ケン)
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