大井競馬場では、11月の『JBC』へのステップレースとなる重要な重賞が、9月6日・7日と2日連続で開催される。
まずは6日、1964年の東京オリンピックを記念して創設され、第1回から2400メートルの距離で施行されている伝統の古馬長距離重賞『第60回東京記念』(SⅠ)だ。
過去10年を見てみると、同じ長距離重賞の『ダイオライト記念』(船橋2400メートル)出走組の活躍が目立つ。20年3着のサウンドトゥルー、16年3着のユーロビート、15年6着のプレティオラスが優勝しており、ダイオライト記念で大敗した馬でも侮れない。
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また18年に新設された2400メートルの『東京記念トライアル』の出走馬にも注目だ。18年はトライアル1、6着のシュテルングランツ、ユーロビートが1、3着、19年はトライアル2、3着のストライクイーグル、スギノグローアップが1、3着、21年はトライアル2着のフレッチャビアンカが優勝している。
さらに、スピード志向となっている近代競馬の中で、長距離戦は馬の能力はもちろん、騎手の駆け引きも見どころの一つでもある。
過去10年を見ても、本橋孝太が3勝、吉原寛人が2勝しており、騎手の技量が結果に大きく影響することを忘れずにいたい。
名馬のターニングポイントとなった短距離戦
そして翌7日には、南関東を代表する短距離馬たちが自慢のスピードを競い合う『第30回アフター5スター賞』(SⅢ)が行われる。SⅢという格付け以上に、多くのドラマの舞台となった重要な一戦でもある。
17〜19年に3連覇、続く東京盃(JpnⅡ)でも17年、18年と連覇するなど数々のタイトルを持つ南関東の雄キタサンミカヅキは、実は17年の当レースが重賞初制覇(当時7歳)。19年、思い入れのある当レースの3連覇を最後に引退した。
また、その翌20年、同じく当レースで重賞初勝利を決めたサブノジュニア(当時6歳)は、その2カ月後のJBCスプリントで、地方勢3頭目となるJBC制覇を成し遂げている。いずれも名馬のターニングポイントとなった当レース。隠れた出世レースでもあり、今年も新たなスターの誕生を期待したい。
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