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JRA重賞『新潟記念』(GⅢ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

サリエラ
サリエラ

6週連続開催の最終日で、なおかつハンデ戦。3連単10万円超が過去10年で6回と波乱が目立つ。1番人気は【2・2・0・6】だが、近4年連続で5着以下に敗退中。また2桁人気の大穴も6頭が馬券圏内に突っ込んでおり、警戒しておきたい。


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なお、馬場の傷みが気になる開催最終日ではあるが、内外の大きな偏りは見られない。枠順に神経質になる必要はなさそう(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

《血統別》
主要種牡馬の新潟芝2000メートルの成績&複勝率(2018~22年)と、今回の出走予定産駒はこちら。ディープインパクトは、【25・20・18・124】で33.7%。産駒はサトノルークス、サリエラ、トゥデイイズザデイ、プラダリア。ダイワメジャーは【3・2・1・12】で33.3%。産駒はスパイダーゴールド。ローズキングダムは【1・0・0・2】で33.0%。産駒はフォワードアゲン。キズナは【3・5・6・29】で32.6%。産駒はインプレス、フラーズダルム。キングカメハメハは【7・3・6・36】で30.8%。

産駒はグランオフィシエ、ブラヴァス、ユーキャンスマイル。ハービンジャーは【8・6・8・65】で25.3%。産駒はカーディナル。ヴァンセンヌは【1・0・0・3】で25.0%。産駒はバラジ、ファユエン。スクリーンヒーローは、【3・1・5・28】で24.3%。産駒はマイネルウィルトス。オルフェーヴルは【4・5・7・56】で22.2%。産駒はイクスプロージョン。モーリスは【1・1・1・15】で16.7%。産駒はノッキングポイント。ジャスタウェイは【2・1・0・27】で10.0%。産駒はテーオーシリウス。

《馬齢別・性別》
馬齢別の成績&複勝率は以下の通り。3歳は【1・0・1・6】で25.0%、4歳は【2・3・3・22】で26.7%、5歳は【3・4・3・40】で20.0%、6歳は【3・2・1・38】で13.6%、7歳は【1・1・2・24】で14.3%、8歳以上は【0・0・0・9】。

性別では、牡馬が【9・10・8・115】で19.0%、セン馬が【0・0・0・3】、牝馬が【1・0・1・15】で11.8%。これらのデータをさらに集約すると、優位なのは【3・3・3・21】で30.0%の3~4歳牡馬。

《前走レース別》
前走別の成績&複勝率が目立つのは小倉記念からの馬。【3・1・3・18】、28.0%で、前走連対馬に限れば【2・0・1・4】と半数近くが馬券圏内に入っている。また、前走GⅠ組は【3・2・0・15】で25.0%だが、宝塚記念からは【0・0・0・4】と、好走馬が出ていない。

一方で、ハンデ戦らしく、3勝クラスを勝ってここが昇級戦だった馬も【1・2・1・19】で17.4%と奮闘している。3着以内に好走した4頭は、前走勝利時が3番人気以内で、かつ距離が2000メートル以上という共通ファクターあり。

馬券は印各馬の3連複ボックスで勝負!

◎はサリエラ。通算【3・1・1・0】とキャリアは浅いが、資質の高さは感じられる4歳牝馬。ここは着実に賞金を加算し、秋のGⅠに備えたい。○はテーオーシリウス。デビュー以来、連続好走がなく安定感には欠けるタイプだが、前走は小倉記念2着。勢いならこの馬。

▲はノッキングポイント。ダービー5着なら、古馬相手のここでも通用の力はあるはず。△は積極策がはまれば強いカーディナル、長欠明けを叩いて上昇に期待のマイネルウィルトス、この相手なら侮れないプラダリア。馬券は印各馬の3連複ボックス(20点)で勝負!

《結論》
◎サリエラ
○テーオーシリウス
▲ノッキングポイント
△カーディナル
△マイネルウィルトス
△プラダリア

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