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和田アキ子沈黙…突如ジャニーズ問題扱うもお通夜状態だった『アッコにおまかせ』

和田アキ子
和田アキ子(C)週刊実話 

歌手・和田アキ子の冠番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)が20日に放送。ジャニーズ事務所のジャニーズJr.の6人組アイドルグループ・美 少年メンバー3人の不適切な写真と動画が流出した騒動、そして、これまでまったく話題に触れなかったジャニーズの創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題を取り上げた。

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美 少年のメンバーの金指一世は女性とのベッド写真、那須雄登はシュークリームを壁に向かって投げつけ、その様子を佐藤龍我が撮った動画がそれぞれSNS上に流出。3人は18日に事務所の公式サイトで謝罪コメントを発表していた。

和田は3人の行為を問題視しつつ、「忖度していないですよ」と断り、「やっちゃったことを今さらどうこういうより、これからのことを厳しい目で見るほうが彼らにとってもいいことだと思う」と指摘したが、共演者でこの話題に口を開いたのは出川哲朗のみ。

そして、CM明けには性加害問題を取り上げ、問題を取り巻く状況をパネルで解説。和田は「これは…」と長い沈黙。その後、「被害を受けた方とか…その…苦しい思いをしてらっしゃる方にどうケアするか。これからはそこしか」などといった奥歯に物が挟まったような物言いで、共演者たちは沈黙する〝お通夜ムード〟が漂った。

ジャニーズ性加害を扱わないと立場がない?

しかし、その後、ジャングルポケット・斉藤慎二の不倫の話題になると一転、盛り上がりを見せていた。

「和田は明らかにジャニーズに忖度していたし、共演者たちは自分や事務所のほかのタレントがジャニタレと共演しているので、うかつなことは話せない。にもかかわらず、なぜ、いきなりジャニーズの件を扱い出したのかが疑問。ネット上では違和感を訴える声や批判が相次ぐ結果となった」(芸能記者)

それでも、ジャニーズを扱わざるを得ない立場に番組はあるというのだ。

「TBSは『報道特集』などで積極的にジャニーズの性加害問題を扱っているだけに、『アッコに』だけやらないのはおかしい、という声が上がり始めた。2025年に放送開始から40周年を迎えるが、視聴率が低迷気味でそこまで続けられるか微妙。なので、和田さんも決断を迫られることになったのでは。とはいえ、和田さん以外の共演者が〝逃げ腰〟では扱う意味がありません」(テレビ局関係者)

同番組でのジャニーズ問題は、タイトル通り「アッコにおまかせ」というスタンスなのかもしれない。

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