日本でも商業施設や大型駅でよく見かけるようになったストリートピアノだが、海外のように定着することはないかもしれない。
各報道によると、ストリートピアノに対して道行く人から「うるさい」と苦情が出るようになり、ピアノを撤去する施設が続出しているとのこと。無料で開放されているピアノを、ユーチューバーが撮影しながら営利目的で使用することも問題視されつつある。
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そんなストリートピアノで名を上げたユーチューバーといえばハラミちゃんだ。
ハラミちゃんは、2019年にYouTubeチャンネルを開設。当時の動画はいわゆる「弾いてみた」系で、人知れず有名曲を弾いていたのだが、徐々に全国各地のストリートピアノで演奏するようになった。
そうするうち、YouTubeチャンネルの登録者数は200万人を突破。現在は『47都道府県ピアノツアー』として、全国のホールを回っているようだが…。
YouTube伸び悩み…海外進出模索も
「ツアーにファンを呼び込むことにはそこそこ成功しており、YouTubeの登録者数もここ1カ月で約2万人増。しかし、かつてほどの勢いはない。コアなファンだけが残り、新規視聴者の増加はなかなか見込めない状態なのかもしれません」(芸能ライター)
ストリートピアノを撤去する施設が多くなり、YouTubeチャンネルの登録者数は頭打ち…。そういった状況もあってか、ハラミちゃんの動画に変化が訪れつつある。
「最近は海外のストリートピアノで演奏する動画が多くなってきた。海外ではストリートピアノが文化として根付いていますから、ハラミちゃんとしてもやりやすいのかもしれません。とはいえ、ただでさえ勢いが落ちているこの時期に、海外に頻繁に行くなんて、日本での仕事がますます減って『あの人は今』状態になってしまいそう」(同・ライター)
ハラミちゃんとストリートピアノの行く末に注目だ。
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