橋本環奈、NHK朝ドラ『おむすび』ヒロイン抜擢も…立ちはだかる3つの不安要素

女優の橋本環奈が2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』で、ヒロインを務めると発表された。橋本の起用で〝テコ入れ〟を図る考えのようだが、NHKに心配事は多そうだ。

ここ数年、朝ドラはまったくピリッとしない。現在放送されているのは『らんまん』（23年度前期）。初回は世帯平均視聴率16.1％（ビデオリサーチ社調べ、関東地区、以下同）だった。

22年度は『舞いあがれ！』の初回が16.3％、『ちむどんどん』の初回が16.7％とイマイチだったが、「らんまん」に関してはそれより低かった。

その後、「らんまん」は尻上がりに調子を上げ、7月までの最高は17.9％。これは22年度の数字よりも良いが、21年度の『カムカムエヴリバディ』（最高19.7％）、『おかえりモネ』（最高19.2％）と比べればやや寂しい数字だ。

浜辺美波と神木隆之介を投入したことを考えれば、「らんまん」の費用対効果は非常に悪いと言える。

そこで24年度は好感度俳優の橋本を投入するわけだが、不安要素もある。

中川大志とは遠距離恋愛に？

一つが、橋本が視聴率を持っているのか不明な点だ。TBS系の4月期ドラマ『王様に捧ぐ薬指』で橋本は主演し、山田涼介と夫婦役を演じたのだが…。

「視聴者からはキャーキャーと黄色い歓声を浴びたが、結局、橋本さんとジャニーズのファンが食い付いたのみで、全話の平均視聴率は7.0％（世帯、関東地区、ビデオリサーチ社調べ）に終わった。火曜午後10時台として悪いとまでは言わないが、決して良いとは言えない数字だった」（芸能ライター）

また、〝酒好き〟のイメージも朝ドラヒロインとしてはどうか。

「自宅にビールサーバーを設置するほどの酒好きで、自らを『おっさん女子』と語ったこともある橋本。さわやかな『朝の顔』となれるのか…」（同・ライター）

交際相手とされる俳優・中川大志との恋の行方も気がかりだ。

「撮影期間は短くても10カ月にわたるとされる。大阪、神戸、福岡で撮影するだけに、事実上の遠距離恋愛になる。その間、すれ違いが増え、破局…なんてパターンもあるかも」（同）

橋本には乗り越えるべき壁がいくつもあるようだ。