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JRA重賞『エルムステークス』(GⅢ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

ペプチドナイル
ペプチドナイル 

過去10年、1番人気は【1・1・3・5】で、勝ったのは2020年のタイムフライヤーのみ。フルゲートが14頭ということもあって、3連単の最高配当は10万円台だが、馬券難易度はかなり高い一戦だ。

札幌で行われた過去8回の枠順別成績をチェックすると、1枠は馬場状態に関係なくすべて4着以下。包まれがちな最内枠の馬は慎重にジャッジしたい(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《馬齢別・東西別》
馬齢別の成績&複勝率は以下の通り。3歳は出走なし。4歳は【3・2・2・13】で35.0%、5歳は【5・3・3・22】で33.3%、6歳は【2・2・4・33】で19.5%、7歳以上は【0・3・1・37】で9.8%。中心にすべきは4〜5歳で、7歳以上の高齢馬は狙いを下げたほうがベターかもしれない。

東西別で見ると、関東馬は【4・1・3・34】で19.0%、関西馬は【6・9・7・64】で25.6%と、質・量ともに関西馬が一歩リード。なお、地方馬は【0・0・0・7】と、中央馬相手に苦戦を強いられている。

《前走レース別》
前走のレース別成績&複勝率を見てみると、目立つのが平安ステークス。【1・2・2・4】で55.6%と好走率が高い。今年はゲンパチルシファー(6着)、カフジオクタゴン(7着)らが出走を予定。他では、勝ち馬が6頭出ているOP特別組も要注意。特に、そこで連対していた馬は【5・3・2・8】と過半数が馬券圏内を記録。

一方、前走が芝だったケースは8頭いて、すべて掲示板外に沈んでいる。

《血統別》
主要種牡馬の札幌ダート1700メートルの成績&複勝率(18〜22年)、今回の出走予定産駒はこちら。ディープインパクトは、【8・5・4・39】で30.4%。産駒はファルコニア。ヘニーヒューズは【9・8・7・59】で28.9%。産駒はセキフウ。シニスターミニスターは、【8・8・4・54】で27.0%。産駒はアシャカトブ。トゥザグローリーは【3・4・0・19】で26.9%。

産駒はゲンパチルシファー。エスポワールシチーは、【3・5・1・26】で25.7%。産駒はペイシャエス。キングカメハメハは【3・5・5・41】で24.1%。産駒はペプチドナイル。ロードカナロアは【5・7・4・53】で23.2%。産駒はルコルセール、ロッシュローブ。オルフェーヴルは【5・5・3・44】で22.8%。

産駒はオーソリティ。タートルボウルは【3・1・4・29】で21.6%。産駒はベレヌス。モーリスは【3・0・0・13】で18.8%。産駒はカフジオクタゴン、ハセドン。ワールドエースは【0・0・2・16】で11.1%。産駒はシルトプレ。スマートファルコンは、【1・0・1・20】で9.1%。産駒はリワードアンヴァル。メイショウサムソンは、【0・1・0・18】で5.3%。産駒はタイセイサムソン。

馬券は印各馬の3連複ボックスで勝負!

◎はペプチドナイル。ここ2走の大沼ステークス、マリーンステークスは、共に後続を3馬身以上突き放す上々の勝ちっぷりだった。今の勢いなら。○はタイセイサムソン。前走のアハルテケステークスは逃げ切りだったが、逃げなくても競馬はできる。札幌は初参戦だが、前に行けるタイプだけにこなしてくれそう。▲はカフジオクタゴン。

近走は道悪続きで、詰めきれないレースを重ねているが、良馬場のパワー勝負になれば変わってくるはず。△は平安ステークス組のゲンパチルシファー、函館での近2走が②③着と堅実なセキフウ、能力の高いハセドン。馬券は、印各馬の3連複ボックス(20点)で勝負!

《結論》
◎ペプチドナイル
○タイセイサムソン
▲カフジオクタゴン
△ゲンパチルシファー
△セキフウ
△ハセドン

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