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渋野日向子の“F級”に芸能事務所がロックオン?引退後のセカンドキャリアは安泰か

渋野日向子
(画像)Samjaw/Shutterstock

女子プロゴルフプレイヤーの渋野日向子が7月30日、フランスで行われた海外女子メジャー『アムンディ・エビアン選手権』の最終日に出場。バーディーなしの5ボギーで、トータル5オーバー・59位タイの結果となった。

渋野は、7月13日スタートの米女子ゴルフツアー『ダナ・オープン』では、初日2バーディー、5ボギーの74でホールアウト。129位と出遅れ、そのまま予選落ち。直近は日米5連続で予選を突破できず、久しぶりの本戦進出も結果は残せなかった。

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2019年に海外初試合となった『AIG全英女子オープン』でメジャー初優勝を飾った渋野。樋口久子以来、42年ぶり2人目の快挙に日本中が大騒ぎになった。

屈託のない初々しい笑顔は〝シブコスマイル〟と呼ばれ、次世代のスター誕生にファンからの期待はドンドン高まっていったが、コロナ禍に試みたスイング改造がなかなか物にならず、近年は絶不調に陥っている。

「『5つの海外メジャー全部に優勝する』と目標を掲げ渡米した渋野ですが、スイングの変更や左親指の痛みもあり、最近は予選突破すら危ういような状態です。成績が伴わなければ、自然とシブコスマイルが飛び出す機会も激減し、最近は試合中に眉間にシワを寄せるシーンの方が多くなってしまいました」(スポーツジャーナリスト)

『アムンディ・エビアン選手権』の4日間は、手が痛むことはなかったといい、比較的表情は明るめだった。

「ところが、今度はパッドが決まらないのですから…メンタル面が心配です。指の痛みは治療しても慢性化するケースがあり、完治しないようであれば、最悪、引退もあるかもしれません」(同・ジャーナリスト)

渋野日向子のセカンドキャリアは…?

2019年には獲得賞金1億5000万円を超え、渋野は国内女子の賞金ランキング2位に輝いた。しかし、夢を抱いて参戦したLPGAツアー(米国女子)では、思ったような成績を残せず、現在の女子世界ランクは59位にとどまっている。

思い切って引退し、セカンドキャリアを歩むのもひとつの選択肢のようにも思えるが…。

「24歳とまだ若いこともあり、本人は再起に懸けていますが、水面下では複数の芸能事務所が狙っているようです。あの屈託のない笑顔と〝F級〟は、スポーツキャスターとしてだけではなく、バラエティタレントとしてもかなりの武器になる。卓球の石川佳純に匹敵する人気になるのは間違いなく、引退すれば争奪戦。本人は米国でもう一勝負かけたいところだろうが、いつ辞めて帰国しても、セカンドキャリアは安泰」(芸能ライター)

卓球の石川は「自分自身、やりきった」とコメントし、23年間の競技生活に終止符を打ったが、渋野がその境地になるまでにはまだ時間がかかるだろう。

6日まで、渋野はスコットランドで開催の『フリードグループ・スコットランド女子オープン』に出場。それが終われば、今季最後のメジャー大会『AIG女子オープン』が待ち構える。

シブコスマイルを見られるだろうか。

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