「小泉チルドレン」として政界入りしてから約18年。大阪11区で支部長を務める自民党前衆院議員の佐藤ゆかり氏が7月18日、「政治家として終止符を打つ」と、悔しさを滲ませながら引退表明した。
「地元で血を見る熾烈な戦いを続けてきた。頭ごなしに公募で支部長を差し替えかねない党本部の動きと、私たちの思いとは溝がある。党本部に猛省を促す」
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佐藤氏の精いっぱいの抗議だった。それにしても、大阪の複数の選挙区で、事実上の支部長更迭である公募を仕掛けた茂木敏充幹事長のやり方は非情そのもの。
ニューヨーク大大学院で経済学博士号を取得し、外資系証券会社でエコノミストとして活躍した経歴の持ち主である佐藤氏は、5月に再婚をしたというが、浮かれた気分に浸る間もなく、その高いプライドをズタズタにされたに違いない。
国政進出を否定してはいるが…
斬り捨てられた佐藤氏とは対照的に、自民党内から「いつか国政選挙に出てほしい」(閣僚経験者)と熱烈なラブコールを送られているのが、元フジテレビアナウンサーの〝ナカミー〟こと中野美奈子氏だ。
中野氏は2010年に医師と結婚し、2児の母。現在は実家のある出身地の香川県丸亀市で暮らしている。最近では四国電力グループの電気設備工事会社『四電工』(本社・高松市)の社外取締役に就任したことが話題になったばかり。
中野氏は、永田町では少子化対策を議論する政府の『こども未来戦略会議』のメンバーに選ばれた。児童手当の拡充に合わせて扶養控除の廃止、または縮小が政府内で検討されていることに異論を唱え、「扶養親族の生活のために最低限の収入を守るという趣旨から作られた制度なのに、それが減る、もしくは廃止されるという話は違和感しかない」と記した意見書を会議に提出。ネット上では「代弁してくれてありがとう」などと称賛の声が広がった。
本人は国政進出を否定しているが、方々から引っ張りだこで愛くるしさが健在のナカミーと、悲壮感漂うエリートの佐藤氏。永田町の一寸先は天国と地獄。お後がよろしいようで。
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