「第42回日本アカデミー賞」をはじめ、数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』(18年)の続編の正式タイトルが『孤狼の血 Level2』に決定。主なキャスト陣が発表された。
舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ松坂桃李演じる若き刑事・日岡秀一の〝その後〟が描かれる映画完全オリジナルストーリーだ。
「前作から引き続き、日岡は松坂が演じますが、目を引いたのは、スナックのママ役を演じる元『乃木坂46』の西野七瀬。彼女は清純派なイメージから一転、役作りのために地毛を明るく染め、気合十分で今作に参加しているといいます」(映画誌ライター)
西野は「参加するからにはできること全部やりたいなと思って演じました」、「自分自身も何か変われたらいいなと思い挑戦することができた作品です」などとコメントを寄せている。
女優は“全部見せ”が最低限の仕事
「前作では、真木よう子と阿部純子がヒロイン的な役割を演じましたが、2人とも過激なシーンのオンパレード。同作品の白石和彌監督といえば、演出に全く妥協がないことで知られているだけに、西野としても濡れ場ぐらいは覚悟しているはず。『できること全部やりたい』というコメントからも、西野が決意を固めて現場に望んだことがうかがえます」(同・ライター)
乃木坂卒業後、女優に転身。順調にステップアップを重ねている西野だが、今作公開後、その可能性を大きく広げることになりそうだ。
「例えば、昼の顔はアイドル、夜の顔は極妻のような斬新な作品での主演オファーが舞い込むのでは。当然、激しいカラミのシーンは必須でしょう」(映画業界関係者)
女優を名乗る以上、〝全部見せ〟は最低限の仕事。新境地開拓で乃木坂時代からのファンの度肝を抜くことになりそうだ。