これも高度な〝情報戦〟の一環か?
交流戦で借金を返済し、逆転優勝への巻き返しを図る読売ジャイアンツに、新たな助っ人の獲得情報が浮上している。
「中川皓太の復帰やビーディのリリーフ転向で改善したものの、巨人はいまだに中継ぎ投手が弱点。これを補うべく、6月20日には《新たな外国人投手を調査中》との報道があり、MLBワシントン・ナショナルズ傘下のアンドレス・マチャド投手の名前が挙がりました」(スポーツ紙記者)
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確かにマチャド投手は、昨年までバリバリのメジャーリーガーだっただけに期待が持てそうだ。
「マチャドは2021年にメジャーで40試合登板、防御率3.53、翌年も51試合登板で防御率3.34と優秀な数字を残すも、今シーズンはメジャー登板なし。しかし、3Aで防御率3点台前半を記録。奪三振率が高いわりに制球もいいので、実際に獲得できればかなりの戦力になりそうです」(同・記者)
マチャド本人も、自身のインスタグラムで巨人のアカウントをフォローしており、入団の可能性は高いと見られる。
メジャーの実績は雲泥の差
ところが、直後には別の助っ人をめぐる報道が…。
「親会社の読売新聞社が発行し、〝大本営〟とも言われる『スポーツ報知』が、6月22日にアルベルト・バルドナードという別投手の獲得調査を報じたのです。バルドナードは、21年にメジャーで14試合に登板。今季は3Aで29試合に登板し、防御率3.03と好調を維持しています」(スポーツライター)
バルドナードは最速158キロの速球が武器で、最速155キロ左腕マチャドと似たスペック。おそらく速球派の投手をリストアップしたのだろうが、2人には実績で大きな差がある。
「2年連続でメジャーリリーフを務めたマチャドに対し、バルドナードは14試合のみと、実績には雲泥の差があります。しかも、バルドナードはコントロール難の指摘もあり、すでにリリーフの一角であるロペスやビーディよりも格下の匂いがします」(同・ライター)
2人をめぐっては〝両獲り〟の可能性もウワサされているが、ネット上にはファンからのこんな声が。
《正直バルドナードよりマチャドの方が欲しいよ》
《マチャドがもし取れるなら絶対に取った方がいい》
《バルドナード取ると支配下枠も67になるしキツそう》《正直今の巨人はバルドナードとマチャド両取りする必要はない気がするのだが》
原辰徳監督は「6月になったら整うよ」と発言していたが、逆転Vへの構想に2人は入っているのか、注目される。
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