MLBのミネソタ・ツインズに所属する「マエケン」こと前田健太投手が、来年にも日本球界に復帰する可能性が出てきた。
2021年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年1年間はリハビリに費やした前田。今季は2シーズンぶりの復帰登板を果たしたが、4試合で0勝4敗、防御率9.00と本調子には程遠い。
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「前田は今シーズンオフに8年契約が満了しますが、この成績では、契約延長も他球団への移籍も叶いそうにない。おそらく、来年は日本球界に復帰することになるでしょう」(スポーツライター)
そうなると真っ先に手を挙げると見られるのは、古巣である広島東洋カープだ。
「前田はカープに愛着を持っており、日本球界に復帰する際は、再び赤いユニフォームに袖を通すと決めていたといいます。球団側も、黒田博樹を彷彿とさせる〝エースの帰還〟には前向きで、お互いに相思相愛と言えるでしょう」(球界関係者)
日ハムの捕手を“逆指名”
しかし、ここに来て〝心境の変化〟も見られるというのだ。
「6月11日、前田は自身のインスタグラムのストーリーズを更新。北海道日本ハムファイターズの捕手・伏見寅威の名を挙げ、《キャッチャー伏見くんの構え めっちゃ投げやすそうってテレビで見ながら思いました 良い構え》と称賛したのです」(スポーツ紙記者)
この唐突な投稿に、球界関係者がザワついているという。
「球界関係者の間では、前田からの〝ラブコール〟との見方が多い。肘に不安を抱える中、『投げやすさ』は大事ですから、女房役に伏見を〝逆指名〟したのではないかというわけです。前田の争奪戦には、広島のほかにも投手陣に不安を抱え、高額年俸を払う資金力のある巨人やソフトバンクの名前も挙がっていますが、一気に日ハムが本命へと躍り出たと言っても過言じゃない」(同・記者)
日ハム側にも、前田を受け入れる体制は整っているようだ。
「昨季から新庄剛志監督を迎え、ホテル併設の新球場を建設するなど、日ハムは球界一話題作りがうまい。前田の戦力はもとより、〝メジャーリーガーの日本復帰〟という話題性も、球団にとっては魅力でしょうからね。獲得に動く可能性は十二分にあり得ます」(前出・スポーツライター)
「広島のエース」から〝北広島のエース〟になるかもしれない。
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