西日本の代表格として、長きにわたり活躍した小林啓二氏の功績を称え実施されている山陽オートの『GⅡ小林啓二杯』。今年は、6月21日から25日まで開催される。今回は、この激戦必至の5日間の見どころを紹介していきたい。
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開催タイトルからして、地元勢が当然の事ながらクローズアップされる。主戦級は松尾啓史、岩崎亮一、丹村飛竜、長田恭徳、岡部聡、濱野淳、角南一如、丸山智史、人見剛志あたり。その中でも推奨したいのが長田だ。非凡なスピードに道中のさばきも精度が増している近況。
“充実一途”の地元・長田恭徳が本命!
今年は2月の全日本選抜、4月オールスターと連続して予選突破し、SGの準決勝に進出した。いずれも優出まであと一歩の戦いぶりで、先の地元山陽でも優勝を飾るなど、戦力は充実一途と言える。◎には長田を推したい。
遠征組では中村雅人、黒川京介、早川清太郎、鈴木圭一郎、伊藤信夫、篠原睦、中村杏亮あたりが注目度が高い。特に鈴木圭一郎のスピードは強烈で、ハンデ位置次第となるが、地元勢にとって最も脅威の存在となりそう。
また、先のSGオールスターでは、節イチ級の動きで注目を集めた中村杏亮も気配落ちはなく、今回も強烈なコーナー戦でファンを沸かせてくれそうだ。
地元山陽勢が、その牙城を守れるのか? 5日間、興味の尽きないシリーズである。
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