「新年度における一番の目玉だったんです。まさか夕刊紙に抜かれるなんて想像もしていなかった。いずれにせよ、主演の2人は激怒し日本テレビに不信感を抱いています」(芸能関係者)
日テレ関係者が苛立つのも無理もない。4月、日テレサイドが満を持して仕掛けるのが石原さとみと綾野剛をダブル主演にしたドラマ『恋はDeepに!』。石原にとって結婚後、初の連ドラ主演企画だっただけに、日テレ上層部の期待は相当のものだった。当初、このドラマに関する一報出しは2月3日だった。ところが、
「スポーツ報知とスポーツニッポンの2媒体に抜かせるべく準備を進めていた。しかし、その矢先の1月28日、こともあろうに出禁状態にしている東京スポーツ紙の一面にすっぱ抜かれてしまったんです。局内は大慌てですよ」(事情通)
これに敏感に反応したのが、石原と綾野の2人だ。
「石原は新郎に、正確な情報をまだ伝えておらず、東スポの記事で仕事内容を知って驚いたそうです。また、綾野は映画『ヤクザと家族』のPRが先に入っていて、ドラマの一報出しで食い合いになってしまったんです。まだ収録前ですからね。話がこじれれば、石原もしくは綾野のどちらかが降りると言い出しかねない大ミスですよ」(同)
“犯人捜し”に躍起になっている日本テレビ
日テレサイドがナーバスになるのも当然のこと。前科があるからだ。
「昨年、大みそかに放送した『ガキ使SP』で不倫騒動で謹慎していたアンジャシュの渡部建を極秘裏に出演させた際も、一部女性誌にすっぱ抜かれているんです。この時もダウンタウンの松本人志が日テレの情報管理のだらしなさに大激怒。放送中止を示唆しモメているんです」(芸能プロ関係者)
現在、日テレ内では犯人捜しに躍起になっている。
「局内外では宣伝部関係者、芸能プロ関係者、制作会社から漏れたとの意見が出ているが、いまだ犯人を突き止められない状態」(同)
日テレにとっては、信頼を失うDeepな話だ。
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