日本テレビアナウンス部の6月の人事異動が、話題を呼んでいる。
各紙の報道によると、専任部次長を務めていた豊田順子アナが関連会社『日テレイベンツ』の人事局に出向。主任を務めていた杉上佐智枝アナが『日本テレビホールディングス』の社長室主任に異動し、安藤翔アナも報道局へ異動となった。
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また、人気アナに成長した水卜麻美アナと辻岡義堂アナが、アナウンス部副主任から主任へ昇格する。
芸能記者がこう語る。
「今回の人事で、誰が戦力で誰が戦力外なのかが浮き彫りになった。そうなったのは、コンスタントに採用を重ねてきたことでアナウンサーの数が増えすぎたことと、時間と金をかけて育ててもフリーになる者が後を絶たなかったから。特に後者は深刻な状況で、今回の人事は重要アナの囲い込みと採用見直しを示唆しているようなのです」
実際、日テレアナのフリー進出は近年、止まらない状態で、20年には青木源太アナ、22年には桝太一アナと久野静香アナが退社。さらに今年3月には18年入社組の篠原光アナが退社し、ゲーム実況会社と専属契約を結んだほどだ。
入社以来のパワハラ人事か…
もっとも、そんな状況下で一身に注目を集めている女子アナがいるという。それが学生時代のホステスバイトが原因で一度は内定を取り消されたものの、裁判に勝訴して15年に入社した笹崎里菜アナなのだ。
放送担当記者が言う。
「というのも、入社後の彼女は同期の尾崎里紗アナが水卜アナの後継者として売り出されたのとは対照的にずっと〝便利屋〟扱い。現在のレギュラーは4月にスタートした情報番組『DayDay.』の曜日ナレーターのみで、入社以来パワハラ的な人事に耐えているんです。そのため、今後も〝飼い殺し〟が続けば、フリー転身の可能性が高い。ビジュアルとアナウンス技術は申し分ないため注目されているのです」
「すでに芸能事務所からの打診もある」(同)との情報もあるが、入社時と同じくそろそろ白黒つける時?
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