世界が注目するG7広島サミットが開催される中、思わぬ一報が飛び込んできた。5月18日、人気歌舞伎役者の市川猿之助が東京・目黒の自宅で両親と倒れているところを発見され救急搬送されたのだ。
警視庁目黒署によれば、駆け付けた救急隊員がその場で母親(75)の死亡を確認し、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎(76)も搬送先の病院で亡くなった。猿之助は意識がもうろうとしている状態だったが、命に別条はなく、次の日には退院している。
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警視庁は両親を司法解剖した結果、死因は共に〝向精神薬の疑い〟と発表した。部屋からは遺書のような物が見つかっており、無理心中を視野に入れ捜査を開始した。そして24日、猿之助から事情聴取したという。
第一発見者は猿之助のマネジャーだった。
「昼に明治座(中央区)で舞台があったため、マネジャーが午前10時ごろ迎えに来たそうです。インターホンを押しても応答がない…。マネジャーが家の中に入ったところ、倒れている3人を発見した。両親は2階のリビングで仰向けに並んで倒れ、首から下に丁寧に布団が掛けられていたそうです」(捜査関係者)
猿之助は半地下の自室内で、意識がない状態で倒れていた。
「遺書のようなメモが残されていたこと。また、両親がリビングに布団を掛けて寝かされていたり、猿之助が半地下にいたことなどの状況から推察するに、猿之助が無理心中を図ったとしか考えられない。第一発見者のマネジャーが到着するのがもう少し遅れていたら、間違いなく猿之助も助からなかったと思われます」(全国紙警視庁詰め記者)
仕事に対して厳しい人物が…
いかなる事情があろうと無理心中は、通常、殺人罪が適用される。刑法第199条で、人を殺した者は死刑又は無期若しくは5年以上の有期懲役が定められているのだ。
では、多くの仕事を抱え人気者だった猿之助に何が起きたのか。
「年収は軽く1億円を超えていた。猿之助に借金などの金の話も聞いたことがない」(業界事情通)
1983年、猿之助は二代目市川亀治郎を名乗って東京・歌舞伎座で初舞台を踏み、2012年に四代目猿之助を襲名した。NHK大河ドラマ『風林火山』、『龍馬伝』、『鎌倉殿の13人』や『半沢直樹』(TBS系)などテレビドラマにも多数出演、仕事に対する姿勢は常に厳しかったという。
「その猿之助が舞台のある日に最悪、穴が開くかもしれない中で、自殺を図るなんてよほどのことがあったに違いない。舞台をキャンセルした場合、3000万円の赤字です。理由次第では違約金を請求されますからね」(梨園関係者)
捜査当局による事件の真相解明が待たれる。
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