ジャニーズ事務所所属の俳優・木村拓哉と綾瀬はるかがW主演する映画『THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド&バタフライ)』が、5月12日からAmazon Prime Video(アマプラ)で独占配信スタート。1月27日の全国公開から4カ月足らずで配信が開始されるという異例のスピードで、週末は多くの会員が視聴したようだが、残念ながら「低評価」が3割近くになっている。
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「5月15日の段階で、星5つの評価は32%、星1つも27%と評価が完全に二分しています。全体の評価でも星5つ中3.2。アマプラは比較的評価が甘めなので、むしろこの程度では惨敗と言っていいでしょう」(映画ライター)
『レジェバタ』は、東映創立70周年記念作品として総製作費20億円をかけた割には満足のいく結果は残せていないという。
「公開から3日間の興行収入は4.9億円、観客動員数37.1万人でランキングトップでした。しかし、口コミの評価が低く、たった1カ月で8位にまでランクダウン。興行収入は25億円で、宣伝費などを含めると赤字と言われています。そこで、少しでも補填するために、異例のスピード配信が決まったのです」(同・ライター)
海外の時代劇ファンもがっかり!?
アマプラでは、英語や韓国語、中国語など、日本語を含めた14カ国語の字幕が用意され、世界200以上の国と地域でお披露目となったが…。
「海外には日本の時代劇ファンが多くいますからね。海外ではウケるのではないかと、ひそかに期待されていましたが、星の評価は〝グローバルレーティング〟。つまり、海外の人たちの評価も含まれているわけです。思った以上に評価が低く、東映はさらに焦っているのではないか」(同・ライター)
東映は、新田真剣佑主演のハリウッド映画『聖闘士星矢 The Beginning』も大爆死。『THE FIRST SLAM DUNK』の稼ぎを、『レジェバタ』と『聖闘士星矢』が食いつぶしているとされる。しかも、70周年記念作品がコケたとなれば大問題だ。
「焦っているのは東映だけではありませんよ。キムタクも、ジャニーズ事務所の後輩・松本潤に負けっぱなしですからね。アマプラでも松潤主演で2021年12月に公開された映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』の評価が高いんです。星5つの評価が58%、星4つが23%で、星1つと2つの評価は計7%。全体も星4.3でキムタク映画を圧倒しています。松潤映画は公開時の最終興行収入も30.1億円。NHK大河ドラマ『どうする家康』がらみのイベントでも、松潤が68万人を集客したのに対し、キムタク信長は46万人でしたからね。キムタクは裏でブチギレしているはずですよ」(芸能記者)
〝松本の木村超え〟は、ジャニーズ事務所の方針でもあるとされるが、もはやむやみに松本をプッシュしなくとも、ファンの評価は定まりつつあるようだ。
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