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「吉原ソープ嬢殺人事件」発生で深夜ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』の設定が物議

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吉原 (C)週刊実話Web

深夜ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』Season2(MBS・TBS)の〝設定〟が物議を醸している。

様々な悩みやコンプレックスを抱えた女性を、章ごとに異なるヒロインが演じるオムニバス形式のドラマで、2019年からスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス『サイコミ』連載中の同名コミックが原作。「第68回小学館漫画賞」を受賞し、累計500万部を突破している大ヒット作品で、ドラマ版も昨年放送されたSeason1が話題になり、5月2日から続編が放送中だ。


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16日からは、学費や生活費のために高級ソープランド店で働く女子大学生・留奈役を女優の茅島みずき(18)が演じるとあって注目されている。

「団体客の1人だった若いイケメンを接客したところ、その客から再度予約が入り、親身になって相談に乗るうちに店外でのデートに誘われ…という設定なのですが、タイミングの悪いことにストーリーとリンクするかのような実際の事件が起こってしまったのです」(スポーツ紙記者)

男性客を恋人のように扱う“ガチ恋営業”

5月5日の午前、東京・吉原の高級ソープランドの個室内で、接客中だった38歳の女性従業員が客に刺殺されたのである。

「殺人容疑で逮捕されたのは、客として来店していた32歳の契約社員。少なくとも昨年3月から複数回にわたって被害女性を指名していたようですが、今年1月中旬ごろに『もう予約はできない』などと拒絶されたと供述しているんです。詳しいトラブルの内容までは分かっていませんが、この店は女性従業員が男性客を恋人のように扱う〝ガチ恋営業〟が有名で、客がストーカー化したり、過去にも殺人事件が発生しているいわく付きの店だったんです」(同・記者)

都内の風俗店経営者が嘆息する。

「いくらドラマだからと言って、我々の業界からしたらクレームものの設定ですよ。店外デートは、業界ルールでNG中のNGですからね。この間、あんな事件が起こったばかりですし、ドラマとはいえ、お客さんの勘違いを誘発するような演出は迷惑なんですよね」

Season2の放送開始直後に実際の事件が起こったため、撮り直しもできない最悪のタイミングになってしまった。

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